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楽天 に聞く 2021年4月 アフィリエイト 料率 変更

アフィリエイト

 何をどこまで明らかにするのかは簡単なようでいて難しい。先日、それを楽天市場とネットショップと両方の考え方に触れながら、客観的に見て、何を伝えるべきかを思った事案があった。 楽天 株式会社が 2021年4月 から アフィリエイト の料率を変更するというものである。

楽天 2021年4月 アフィリエイト その中身

 遡ること、楽天新春カンファレンスの戦略共有会の中で、楽天から「楽天市場」をはじめとする「アフィリエイト」の率に関して変更がする発表がなされた。趣旨は、今まで最大で8%だったものが最大4%になるというもの。

 ただ、これに関して色々な憶測が飛び交っていて、透明化法の関係で変えたのではないかとか、楽天がGoogleショッピングに掲載することをやめたので8%取る機会がなくなったから、ではないかという声も聞かれた。

 僕は店舗、楽天どちらの肩を持つわけでもなく、客観的に見て何を伝えるべきかを考えたかったので、純粋に、その「アフィリエイト」に関しての考え方や指針を担当者である楽天 夏山美菜さんに確認した。

楽天 の アフィリエイト への基本的姿勢

 「アフィリエイトは、楽天が間に入っているものの、紹介しているアフィリエイターと広告主である店舗とバランスをいかにとっていくかというのが大事なミッション」と話して、その観点から、彼女曰く「2019年の4月に大きく料率を1%から大きく2〜8%にあげた」わけだ。

 それまでは長い間、1%で業界水準としては高くない率でまわしていた。ただその中でマーケットの拡大を想定するならアフィリエイターにも還元できるようにという趣旨で、2019年時点では2〜8%にあげる必要性があったと説いた。

 ただ、楽天もまた、アフィリエイター寄りになりすぎないよう計測期間などを制限かけることにより、店舗に余分な負担がかからないようにしてきたというのが実態であると付け加えている。

 そこから2年を経て店舗からいろんな声を寄せられる中で、それらとアフィリエイターの反応を見ながら、かなり負荷がかかっている店舗もいる中で、よりバランスの取れた成長をという意味合いで、今回、再度の変更ということのようである。

 それもまた、この2年の反省を踏まえてという意味合いでもなく、当時においてはそれであり、今は4月発表のものが、それぞれの時点での最適な%を提示しているというのが彼らなりの見解ということだ。

今後、店舗の料率設定で自由度高める

 加えて、もう一つ、楽天としては、今回最大で8%から4%に下げたわけだが、彼らが開発を検討している機能として、店舗が任意で4%以上の料率をかけられるようできる仕組みがあることを明らかにした。

 つまり、それら機能により、アフィリエイトを活用したいという店舗もいる中で、その自由度を高めていく環境を整えていく。ただその一方で、負担がかかる店舗に対しての対処として、統一的に2〜4%と最大レベルを押し下げているというわけであり、合わせて理解してほしいと話した。

 冒頭のGoogleの話題も正直に、僕は楽天にぶつけてみたわけだが、当然ながら個別の料率に関わる話でもあるので、彼ら自身、具体的なコメントは避けた。それだけの問題で変更したのではなく複合的にいろんな要素を考えてそうなった、とだけ答えるにとどまった。

 僕も、純粋にメディアとしてそれが判明させたところで、それ単体では店舗にメリットになる話でもないので、敢えてそこまで追求はせず、アフィリエイトへの姿勢を確認したまでである。

 それによれば、世の情勢、楽天の競争環境も含めて、この%も引き続き、変化していくということであるし、それも色々な声があるのも踏まえて、店舗の自由度も高める仕組みづくりを今後構築していくとのことだ。

 いずれにせよ、楽天もその考え方も踏まえて、曖昧になりがちな箇所が憶測を呼ぶのであって、その点、意識して解説することと、どう実践するかがベストなのかをセットにして、変化するなら変化するで、丁寧に店舗と議論し、説明をし続けていくべきであろうと思う。

 今日はこの辺で。

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