見ている人を勇気づける文章。
以前、化粧品に関わる人から、こんな話を聞いた事があります。
老人ホームで一人輝く人がいた。なんでだろうとみたら、その人は口紅をしていた。化粧品は人を元気付けるんだと思ったし、だからその仕事をしてみたいと思ったと。
僕もまた、想いを込めた僕の文章が書いた相手と読む人にとっての“口紅”になれたら、と真面目に思います。
僕は、起業する前、ECのミカタというメディアで編集長を務めていて、そこには心底、感謝しています。
ただ、時代は常に変わっていきます。だから、多面的に見てみたい。
それでもメディアを立ち上げるわけ
一昔前の成功は「集まること」によって生まれていました。小売なら「百貨店」、コンテンツ(IP)なら「雑誌」や「テレビ」が影響力を持ち、それに寄り添い躍進してきたのが、日本を代表するメーカーたちでした。
しかし、インターネットの登場により、物理的な集まりは必須ではなくなり、自分たちで新たな「つながり」を見出す時代が到来しました。
小売は「eコマース」へ進化し、コンテンツはSNSを通じて影響力を広げ、メーカーは流通経路が変わり、製造工程を見直ししています。
だからこそ、145マガジンでは次の二つを追求したいと考えています。
一つ、既存の世界がインターネットをどのように受け入れていくのか。
もう一つ、インターネットが生み出す新しい世界とは何か。
現場で携わってきた経験からなる記事の説得力
それを小売、ライセンス、ものづくりの観点からcolumnで書きます。それは、実際に現場で触れ、実態を知っているからこそ説得力を持てる内容です。(参考)。
この三つを通じて「変わるもの」と「変わらないもの」を見極め、本質を探り、時代に左右されない強さを築いていきます。
店については「店談」、ライセンスについては「キャラ談」、商品やサービスについては「プロダクト談」と三つのテーマに分け、本質を紐解く――これが145マガジンの骨子です。
記事を通して人の価値を上げる
そして、事業にしていく上で、どうすれば自分に正直に書くことができるか考えました。また、どうすれば、活字に信用が生まれ、人を勇気づけられるだろう。そう思った時に、コミュニティという発想に着地しました。
僕の書く記事の価値観に共感してくれる人に、集まってもらう。そしてその人たち同士が讃え合える場を作り出す。一方で、赤字にならない程度に、その集まる各々の人からお金をいただくことで、そのお金をコミュニティの運営に充て、メディアを続けていく。
そのコミュニティの名は、チームメイトと名づけました。
記事で“繋がる”コミュニティ
記事の価値観に共感して“繋がる”
皆の価値を高め合おう。集まることで、できることがあるはずだ。それがチームメイトの精神。
チームメイトでは、互い持っているものを持ち寄ることで、学びを得る機会を創出したいと思います。下記はオフ会の様子。
メンバーが見守る中、2店舗がライブコマースをやりました。また、届く商品は翌朝で、配信からわずか数時間後。あまりの速さにお客様もビックリ。各々の専門性のもとで語り合い、高めあいました。(参考)
チームメイトの詳細に関しては、こちらのページに譲ります。
記事は自分に正直に、想いを込めるから伝わる
創刊まもなく当メディアは「ほぼ日カルチャん」での取材をする機会に恵まれました。滅多にメディアのことにコメントをしない「ほぼ日」ですら、その取材内容についてTwitterで喜びをあらわにしてくれていて、胸が熱くなりました。
お分かりいただけたでしょうか。記事を通して人を讃え、敬い、その価値観に人を集めて、その運営が人々をもっと魅力的にしていく。それが145マガジンの姿勢です。
こうした考え方に至る僕(145)の経歴ついては「Who is 145?」をご覧ください。チームメイトに興味を持った方は、あわせてこちらをご覧ください。
※なおFacebookやTwitter も用意しています。それで価値観を確認してもらえたら。それで一致したら、是非チームメイトになって一緒に世の中を変えましょう。