時代を読む まとめ
18時だヨ全員集合!ライブコマースも!西野さんの寺子屋も!/チームメイトオフ会 in BACKYARD TOKYO
チームメイトは、ちょっぴり個性的な記事を書くteam145の145の価値観に共感して、集まるコミュニティ。その「チームメイト」のみなさんが集結したのは、東京・神田の「BACKYARD TOKYO」でした。大きく分けて、二つのトピックがありました。一つは「245(西ゴー)会」というCRMについての理解を深める機会。そして、もう一つは、集まった皆さんを前に開催するライブコマースです。
ライブコマースのアーカイブはこちら。
■早々、皆会場入り
「いよいよ、今日だ」。僕は緊張の面持ちで、JR神田駅の高架下で空を見上げていました。実はこの場所こそ、冒頭話した「BACKYARD TOKYO」。クロスモールでお馴染みのアイルが大事にしている拠点です。
後で話すけど、ここはどうしてもオフ会をやりたかった場所。そして、足を踏み入れると、、、最初に挙げた登場人物、寺子屋「245会」で語る西野さん、ライブコマースで商品を紹介する須田さん、栗原さん。その全員が、大幅に早くこの場所で来ていました。少し経つと、こちらもキーパーソン、ヤマト運輸の中西さん、重光さんの姿もありました。
そう。この場所はもう始まる前から熱狂に包まれていたのです。
■年商100億円を目指す目指さないに関係なく大事なマインド
まず「245(西ゴー)会」。少数精鋭の寺子屋と言いつつ、もう既に20人は来ていました。
こちらは通販業界の重鎮、西野博道さんによるCRMに関しての寺子屋です。彼は、年商100億円を目指す企業に対しての指南をしています。ですが、敢えて100億円にこだわらない姿勢を見せて、逆にそのマインドの方に着目してほしい。そう語り始めました。
そもそも西野さんが、やずやに入社した当初、社員は自分と女性のパートタイム労働者のみ。年商は3億円でした。それでも13年後には470億円に成長しました。達成してからと当初とは何か変わっていたでしょうか。いいや、本質的には何も変わっていません。熱っぽく西野さんは語り出します。
年商100億円達成のマインド。それは、過去を起点に今を見ることで事実を知ること。そして、その事実をもって未来を思い描くこと。そこに価値があります。
■企業の実力を数値化してチェックするのが年商100億円マインド
「事実」とはなんでしょう。通販に例えて言えば「稼働顧客」の数だと言えます。「稼働顧客」というのは、遡って1年間で一度でも商品を買ってくれた人です。さらに遡り一年前(つまり2年前)のお客様が、直近一年間でも購入する数(稼働顧客)を出します。それを直近一年の稼働顧客と比較すれば、直近一年の稼働顧客は減少しますよね。
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そのまた一年前 一年前 今日
その減少する度合いを西野さんは「顧客維持率」と表現しています。
この顧客維持率が高ければ、企業の業績は安定します。なぜなら、お客様が離れていないからです。つまり、見るべきは「売上」とか「メルマガ」のレスポンスではないんです。ここの数字がしっかりしていれば、売上が上がるんです。ここが彼流の100億円マニュアルの原点。
この数字が企業の実力だから、それを新規で獲得したお客様に当てはめる。そうすれば、未来の会社の資産だって、どれだけに残るかわかる。だから、未来を予測できる。この本質的理解に迫ります。
詳細記事:必要なのは“最小公倍数”の経営 CRM研究家 西野博道さん 「チームメイト」オフ会(前)
そして、西野さんの話が終わる頃には、「BACKYARD TOKYO」は満員となっており、そして、始まったのが、ライブコマースです。
熱気MaXのままライブコマースへ突入
これには新たな趣向があって、ライブコマースをする「伊豆河童」と「水郷のとりやさん」の発信する先は、ライブを見ている人だけではないということ。
実は、カメラの役目を果たすスマホの向こう側には、オフ会に集まったチームメイトのメンバーがいるわけです。これを8時だヨ全員集合!の公開収録になぞらえ、このネーミングにしています。
実にいろいろな企業がライブコマースに関わっています。まず、フューチャーショップのLive cottageを活用。配信する全員が、ライブコマース初心者なので、彼らを含め、打ち合わせを繰り返しました。
ライブの様子はこの様な感じ。
この拠点にも意味がある
また「BACKYARD TOKYO」をなぜオフ会の拠点にしたのか。それは運営元のアイルが裏方に焦点を当てたいという想いで拠点を作ったからです。この拠点は元々、アイルの取引先の物流倉庫でした。現場目線を重んじるには最適で、だからこの地で裏方に光を当てたい。そんな気持ちへと駆り立てました。
それは、オフ会で大事にしたいメッセージとも合致します。会場に集まる人が、ライブコマースで裏方の姿を、目にすることとなって、結果的に、アイルのメッセージをリアルに感じることになります。裏方もまた、主役だと。
実際に、裏で動いてくれていたアイルの方々の姿勢には脱帽。マイクの調整で演者を配慮するとともに、BGMを流すなどして、会場にいる人の気持ちを和らげる。彼らの支えがあって、この空気感が生まれていることを忘れてはならない。
そして、もう一人主役が。実食をしてもらうアシスタントとして「夢みるアドレセンス」柊木まあやさん。
数多くのテレビ取材でお店側の須田さん、栗原さんらは、強調します。
食品を映像で表現する上で、実食が大事。
だから、僕は柊木さんに来てもらおうと着想。大いに彼女はその役目を果たしました。
詳細記事:多くの人が見守る中での生配信 前代未聞のライブコマース 伊豆河童と水郷のとりやさんと共に「チームメイト」オフ会 舞台裏(中)
そして伝説へ・・・
今回のライブコマースでの趣旨は、誰でもできるということ。スマホ一個で全部ができてしまうという現実にあります。従来であれば、制作ソフトなどを使って行います。でも、スマホだけで良いなら、誰でもそれができるということになります。
基本的には、カメラを移動させるのではなく、人間がカメラに近づいて撮る。だから、実食をする柊木さんは前に出てもらう事が基本となるので、手前に椅子を用意して、座れるようにした。だから彼女は、後ろの椅子と、手前の椅子の両方を使って表現する。
専門的知識がない分、ところてんを突き棒で出す時の皿は“裏方役”のフューチャーショップの稲生さんが、支えている。こんな風に来てくれた人は、間近で見て貰えば、その工夫を配信と見比べ、学ぶことができます。それで、来てくれたメンバーも、視聴してくれた方も自身で「ライブコマースがやってみたい」と思えば、やればいいじゃないですか。
そして、配信した結果がどう数値として反映されたのか。
ところてんの伊豆河童は完売したし、水郷のとりやさんは、ライブ限定商品だけではなく、ライブ配信を見て、通常商品を買ってくれる人がいました。つまり、魅力は伝わり、関係構築にプラスに寄与したわけです。
また、配信そのものも常時、100名を超えるアクセスがあり、さらに、累計で358人視聴者がいて、いいね数は、4953にもなりました。
大成功の数値を導き出してさらに熱狂
イベントとしての盛り上がりや、コミュニティを活かした運営、そして、柊木さんのファンという三つの要素が噛み合ったことで、それが生み出されたのではないか。フューチャーショップの安原さんは言います。
完売ですうーー。まさに配信中にその声が飛び交うと、会場は熱狂に包まれます。
さらに見逃せないのは、ヤマト運輸の連携によってお客様に感動をもたらすことができました。ところてんに関しては、当日19時締切なのに、翌日の10時にはお客様のもとに届いていたようです。これまた前代未聞の結果が出て、SNS上でお客様が驚き、話題になっています。。
「翌日届くとの事で夕方以降と思ってたら!大変だよ!まあやさん💦もう届いたよ!爆速で驚いた、とりま冷蔵庫に入れて冷やしま〜す!」
本当にお買い上げありがとうございます。
「BACKYARD TOKYO」で、フューチャーショップのLive cottageを使って、裏方の頑張りを見つつ、ライブコマースを堪能。そして、演者である「水濠のとりやさん」「伊豆河童」と柊木まあやさんが躍動し、翌日には、ヤマト運輸の力でお客様を感動させる。その熱狂を盛り上げる来場者。
皆で作り上げたこの環境です。
詳細記事:爆速とお客様を驚かせた ヤマト運輸の配送 そして 「ライブコマース」の新たな可能性「チームメイト」オフ会舞台裏(後)
ありがとう、皆が主役で
終わりの掛け声がかかると、会場はそれまでの高揚感と達成感で満たされ、全員がいい表情を浮かべていました。そして、大人に囲まれながら奮闘した柊木まあやさんに、お菓子がロリアン洋菓子店の小島さんから、プレゼントされます。彼女をイメージして盛り付けしたといって、彼女らしい真心を見せました。
全員が主役であることを労うかの様に、参加者はもちろん、撮影、音響全ての方々に、オリジナルのマカロンを作ってきたアイオンラインの金成さん。素敵な雰囲気のまま、余韻に包まれ、また幸せなひと時をそれぞれに堪能しました。
そして、ボトルシップの佐山さんが懇親会を取り仕切って、最後の最後まで「誰一人かけてもこれは成立しません」でした。
かくして、伝説は生まれたのでした。大・大成功!最後はこのポーズで!ありがとうございました。
今日はこの辺で。