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【連載】“作家”にまなぶ (キャラクターの真髄)

 最近はキャラクターが様々な分野を飛び出し、飽和状態になってる感すらあって、キャラクター慣れしている今時の情勢においては、可愛いだけでは関心を集めるのが難しい。そこで新進気鋭の デザイナー 作家 であり、そこから生まれる  キャラクター である。アート性の高い、洗練されたデザイナーの今を伝えたい。

DEBILROBOTS キタイシンイチロウさん

ブラックユーモアも 素敵な魅力に

 DEBILROBOTSという新進気鋭クリエイター集団が大阪にいる。彼らは最近も、読売テレビ「浜ちゃんが!」のロゴやイラストを手掛け、クリエイティブの第一線を直走っているが、そのDEBILROBOTSが当初から大事に育ててきたのが、「トーフ親子」。

 可愛いだけだったキャラクター業界で、僕はそこに『大人向け』のキャラクタービジネスの可能性を感じて、15年ほど前、記事で取り上げた。「ぺちゃ!」とくずれてしまうから、いつも困った表情をしているなどブラックユーモアが良い。キャラ業界を僕はしばらく留守にしていたが、近況を聞いた。その視点、あながち間違いではなく、このキャラは丁度今年25周年でなのです。

to-fuoyako

トーフ親子

トーフ親子 25周年 長寿の秘訣 キタイシンイチロウ氏 直撃

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MDY 前田英夫 さん

キャラクター愛はグッズから生まれた

 前田英夫さんという方が起業した事に注目しました。彼の過去のやり方に沢山の気づきがあったからです。キッカケは「RODY (ロディ)」というバランスボールがあって子供の玩具です。でも大事なのはそれをそういうものだと決めつけていたら、そこで止まっていたわけです。

 前田さんはこれをキャラクターとして再構築しました。彼が描くイラストなりで命を吹き込んで、それこそ色んな関連グッズでライセンス商品として多くの企業からその商品が出るようになりヒットに恵まれました。

 売れるか売れないかじゃないんですよ。ひと目みて、この素材はキャラクターグッズとしてのポテンシャルがあるな、と見極める力とそれを再現して、現にヒット掴むという部分は、見逃してはならない要素です。

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HARIKEN さん

自らの道を海外に見出して突破した

 デザインフェスタというデザイナーの登竜門とも言えるイベントで思いがけずキャラクターデザイナー「 HARIKEN 」さんに遭遇し、彼自身が今や世界を渡り歩き、ファンの心を掴むに至った活動の中身を聞くことができました。

 彼が素晴らしいのは、周りのやっていた事と一線引いて、違うことを追ったこと。新進気鋭のキャラクターにとって風当たりの厳しい時代で、どうやって自らの道を切り開いたのか。

 そもそもHARIKENさんはブランドは緑を基調とし彼の服も、髪も緑。ブースも緑という徹底ぶり。これもキャラクターに目を向ける作戦の一つです。 ただ、この緑には青二歳という意味があり、自分もキャラも青二歳だけど、前に立って世界を笑顔にするという使命を持っています。

HARIKEN 海外に活路を見出した キャラクター 愛

LEMONA DESIGN

商品とキャラクターへの想いの調和に個性

 

 勿論、キャラクターへの想いがあるから、「レモン&シュガー」というキャラクターを手がけている。でもその人は、同時に、商品への愛もあって、その商品への想いを分散させないために、大好きなキャラクターで束ねたわけです。

あのキャラを見たらいい商品だし、いい商品だと思ったらこのキャラクターだった。お互いが相乗効果をもたらし、ものづくりへの想いとキャラクターの両方を高め合っています。

ものづくり と キャラ への愛を一つに 「 レモン&シュガー 」

さとねこと さん

たかが風船されど風船 そこにキャラクターを見た 

 艶があってハリがある、透き通る風船。その中にはスパンコールなどが入って鮮やかで。そこには猫耳があり顔が描かれて、もはや風船というより、キャラクターのように愛らしい顔つきをしていました。それを僕はデザインフェスタで見かけて足を止めました。

 もう既に長い行列ができていて、その風船は一つ一つ、お客様ごとに作って「はい!」と手渡されて、わぁって灯を灯したような受け取る人の顔が印象的だったのです。

 この風船を作ったクリエイターは「さとねこと」ちゃんでした。

 元々イメージしている「ねこかぶりっこ」というキャラがあって、それが素材。猫をかぶったキャラなので、その頭の上に乗った猫をイメージして皆の頭の上に風船を掲げて楽しんでもらおうとしたってわけで、もう独創的だなと思いました。

さとねこと “やさしい”息吹を 風船 キャラに吹き込む

to  be continued

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