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新しいはもう古い。リユース 急成長で ファッションは今

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 これまでの“ファッション”の定義で言えば、新しいデザインを提供することで、流行を実感して、それを取り入れ、価値を生み出していた。だが、昨今のフリマアプリなどの浸透で買い物が多様化し、必ずしも“新しい”が流行ではなくなってきた。むしろ、オリジナリティがあることこそが、“新しい”となって、それは、極論、時代を問わなくなったのだ。 リユース が存在感を増しているのを見て思う。リユースに関しては家電ジャンルでも過去も書いたけど、ファッションでも例外ではない。

 フリマで購入して、例えば、極論、お母さんの時代の服を上手に着こなすなどというカスタマイズに長けた人たちが登場して、まさに、従来の売り方では対応しきれなくなったわけだ。そう。もう“新しい”は“古い”のかもしれない。

リユース 業態にベイクルーズ参入 ファッションの転換期か

 ファッション企業もまた変化を余儀なくされ、まさに、それを象徴する動きが先ほどの発表でも見られた。ブランド「JOURNAL STANDARD」や「Spick & Span」「IENA」などを手がけるベイクルーズは、グループ初のリユース業態「CIRCULABLE SUPPLY」(サーキュラブル サプライ)を、下北沢に期間限定でテストオープンさせると発表したのだ。

 まさに、この業態は、古着カルチャーが根付いている下北沢で、ジェネレーションに捕らわれない新しいコミュニティーが生まれるようなショップを目指すとしている。 つまり発売された時代を問わず、商品が販売されていくという、従来のファッションの掟破りであり、そこで共感のコミュニティを生むという、まさに、顧客視点でのブランド作りにシフトしていると言えよう。

  現時点においては、買取はしないようだが、いずれはすることになるだろう。また、店内の什器やショッピングバッグをはじめとした備品などを、オフィスや既存のショップで使用されていたものを再利用し、ショップの運営そのものをサスティナブルな観点で実施するという事にも注力していて、最近のSDGsなどの動きにも配慮して見せた。

 売れた売れないで、一喜一憂することなく、まさに純粋にそれぞれのブランドの価値あるものを、顧客視点で価値ある見せ方を考え、それを提示して、イメージしてもらって、購入を促す時代であり、小売の在り方も20年前くらいとは少し考え方の転換が必要に思われる。そう思うのだ。

 今日はこの辺で。

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