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蔦屋書店 OMO 戦略で 文化を醸成 胸打つ商品と共に

パッと見、メガネ拭きには見えない

 全国に点在する 蔦屋書店 の各店が醸成した文化は、ネットの力を得て、もっと身近に人々の心を触発させていくことになる。 蔦屋書店 が本日、記者会見で話している内容を聞いていて思ったことである。その記者会見とは、アプリを刷新し、TSUTAYAを起点に OMO を推進していくという内容である。

蔦屋書店 OMO で何が変わる?

  「OMO」は「Online Merges with Offline」の略称。要はネットとリアルの融合であって、TSUTAYAが提供してきた「レンタル」「オンラインストア」「配信」の3つを一つのアプリから顧客のニーズに合わせて楽しめるようにする、というものである。

 だから、オンラインストアで購入したのが、全国のTSUTAYAで店舗受け取りできたり、DVDレンタルとオンライン配信を合わせて定額制で1000円にしたりと、アプリの中にサービスを集約し、横断させて利便性を向上させている。これを手のひらのTSUTAYAと呼んでいる。中でも注目したのは、オンラインストアに関しての話。

 「店舗受け取り」そのものは別に目新しいわけではない。だが、蔦屋書店の特性を鑑みると面白いと思う。彼らはカルチャーを重じており、スタッフはコンシェルジュとも言われて、本の配置一つにも注意を払って、その世界観を構築している。それは店舗ごとに異なるから、店舗の数だけ文化があると言っていいだろう。そして、いつしか自らオリジナル商品も手がけるようになった。例えば、銀座蔦屋書店でしか買えない商品もあるのだ。

 この記者会見では、まさにその銀座 蔦屋書店でしか買えないアイテムに関しても紹介されており、これが今回、オンラインストアで買えるようになる、というわけなのだ。

 どんな商品?と思われるだろう。一つ挙げると「peti peto」。

 折り鶴の飾り物のように思えるがメガネ拭きである。折り鶴の形状になるようにプリーツ加工をしており、この形状が常に維持される。下の動画で見て分かる通り、どんなにグチャグジャっとしても戻る。手品みたいだ。

https://youtu.be/JBy27eK63h8

 CCCアートラボ 奈須彩夏さんが、自ら銀座の蔦屋書店の 仕入れなども担当しており、この商品力に惹かれて、その銀座の蔦屋書店のテーマに沿った形で、元の商品をオリジナルの柄で作成。他にも直接、アーティストと連携して作り上げたマスクなど、何らかの刺激を与えるだけのクオリティを持った内容なのである。(動画内で嬉しそうに説明するのは奈須さんご本人である。商品に夢中で顔を映していなくて申し訳ない)。

 とは言え、独自商品はそれなりのロットで作らなければならないし、店として在庫面などそのリスクは、気にならないのか。

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