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CANTACARTA LEUCHTTURM1917 に見る 文具はfashion

CANTACARTA LEUCHTTURM1917 に見る 文具はfashion

 文房具ってファッションなのかもしれないと思った。最近は、手帳やノートひとつをとっても、洗練されたデザインのものが多いように思う。それらは単純に何かを書くという実用的な側面だけでなく、持ち歩いた際のイメージも大事にしてしている。ここではその点が顕著にみられる 株式会社 平和堂 の「 LEUCHTTURM1917 」と 株式会社 日本能率協会マネジメントセンター の「 CANTACARTA 」の商品を紹介したいと思う。両社とも、地道に今までを築いてきた文具企業でありながら、こういうトライで活路を見出している。

CANTACARTA

 日本能率協会マネジメントセンターは、CANTACARTA というブランドを展開。ブランド名は、時をデザインするという意味合いで、デザイン性で日常の時の価値を高める。実は、時に対しての思いは社名にも。日本人の感覚に、まだスケジュールや管理の概念がない時代に、手帳を世に送り込み、人の行動を効率化させようと促した、そんな創業時代の精神は今も、形を変えて宿る。

 高いデザイン性は、ハッピーチェントロというデザイン事務所と組むことで生まれた。同事務所はファッションブランドに数多く、デザインを提供していて、この洗練された風はそこでの経験に裏打ちされたもの。イタリア生まれのスタイリッシュな見た目はアパレルで見れられるような大胆な柄。 

日本能率協会マネジメントセンター
日本能率協会マネジメントセンターCANTACARTA

 写真の左端「SEA HATTER」というテーマでは、個性的なクジラが描かれているが、これはプリントではなく、エンボス加工で凹凸によって、表現されている。その右隣の「LUCKY POLKA」というテーマでは、パレットのようで、彩豊かな様々な色を筆で描きつけたようなデザイン、ゴールドの箔押しでアクセントをつけている。

LEUCHTTURM1917

 さて、もう一つ、紙製品メーカーで扱う文房具を紹介したい。株式会社平和堂の「LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥルム1917)」である。ドイツで創業したノートブランドであり、シンプルなデザイン、細部まで極限までこだわり抜いて作り上げられた精巧さ、実用性を追求した優れた機能が多くの人の心を掴む。

 今回は日本上陸を果たすのは「Drehgriffel」。化粧品のような佇まいで、先の尖った六角形のボールペンである。

これがDrehgriffelである
これがDrehgriffelである

 そのボディはノートに合わせて、洗練された様々な色あいが用意されている。描ける色は黒一色なのだが、そのペンの装いは、バリエーション豊か。これは、アパレルに対しての帽子のような感覚で、文房具でノートとのコーディネイトを楽しむ為のアイテムなのだ。

  同社では、ペンをセットする「ペンループ」という商品も扱っているので、写真のように、ノートとペンを一緒に持ち歩けるからデザイン性も際立ち、ファッションさながらである。

 例えば、ギフトなどであれば、普段、なかなか、自分では買わないものをプレゼントしたいものであり、何気ない文房具を、ファッションに見立てるその意外性も含めて、こういうセレクトに、何気ない人のセンスが現れるものである。文房具売り場で買うというよりは、ファッション感覚で、これらを買うというニーズもまた、今の多様化に応える重要な要素だと思う。

 今日はこの辺で。

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