湾岸 に 都内最大級 “有明ガーデン” オープン 行ってみた!
本日2020年6月17日、住友不動産の指揮の元、開発が進む湾岸エリアの中で、存在感のある大型商業施設「 有明ガーデン 」が オープン 。早速、潜入レポをしてみた。吹き抜けになっていて解放感がある入り口付近で、少し圧倒される。広々とした施設内には、200 を超える専門店が揃っていて、ここでは、PÂTISSERIE PINEDEや、COCO-MATなど、印象に残ったお店を紹介したいと思う。
有明ガーデン オープン 200超の専門店
「PÂTISSERIE PINEDE(パティスリーピネード)」。
入ってすぐの一階フロアには、ガラスケースの中に、可愛らしいケーキが並んでいる。それが「PÂTISSERIE PINEDE(パティスリーピネード)」である。幻想的なケーキが並んでいて、ファニーな雰囲気に包まれていて、彼らも「買いにいく」より「会いにいく」ケーキ屋さんを目指しているのだという。
僕は、つい、ケースの正面にあるミルクレープにロックオンしてしまい、購入。すると、スタッフの方が「お気をつけてお持ち帰りください」と笑顔で手渡してくれ、丁寧な印象。家で撮影したの下記である。来る途中、若干、形が崩れたのは許してほしい。バナナと苺などはクリームと調和して、贅沢な味わいを演出していたのである。
やっぱりそうか思ったのだが、そのスタッフの配慮でも分かる通り、調べるに、この店は、ホスピタリティあふれる接客を大切にしているらしい。オリジナルのイラストやメッセージが描けるチーズケーキや、 記念日をさらに楽しく盛り上げるデコレーションケーキなどもあって、オリジナルの提案を大事にしている風であった。それはホスピタリティゆえのことだろう。
この日も、こだわった焼き菓子が入った「祝」セットの提案をしていたのだが、それもまた、このお店がお客さんのストーリーに寄り添った商品を心掛けている、そんな自らの姿勢を示すための、一つの形だったのではないかと思う。
「COCO-MAT」専門店
それ以外では、ヨーロッパの老舗寝具ブランド「COCO-MAT」専門店の入り口に、木製の自転車があって、目に止まった。ここは、やはり天然素材に拘っている様で、良質で上品な印象であった。この「COCO-MAT」のブランド商品がが買える都内唯一の店舗らしい、同社によれば、「COCO-MAT」には3点の特徴がある様だ。
- 1.天然素材。すべての天然素材は、永遠のエネルギーを蓄積する、という考えのもと、それら天然素材をベッドやマットレスに使用している。
- 2.オルソソマティック。体を金属製スプリングマットレスに合わせるのではなく、ベッドが体に合わせるマットレスを作っている。
- 3.幸福な環境。睡眠は健康にとって大事なこととしながらも、そこにとどまることなく、日々の生活を少しでも楽しくすることができるシンプルな価値観に基づいたライフスタイルを提案している。
アヴェダのコンセプトサロン「FÉERIE AVEDA 有明ガーデン」
ヨーロピアンテイストの高級感のあるヘアサロン。具体的には、「アヴェダ ボタニカル ヘッドスパ」では、髪と頭皮、 心身に植物のみずみずしいパワーを感じられる。カラーリングでは「フルスペクトラム ディープ」という、93%自然界由来成分のアヴェダこだわりのヘアカラーを使用するなど、どれもワンランク上のヘアケア。心身ともに健康的な美を大事にしており、五感を刺激しながらのアプローチは、疲れた体を心から癒す。
欧州航路
好奇心をそそられる内装で、異国風なデザインのアロマや雑貨などに並んで、ファッションの模様の様なパッケージのチョコレートなど、中で見ていると探索している様な気分になった。
『WTW(ダブルティー)』
URBAN.SURF.NATURALがコンセプトのライフスタイルショップ。海でゆったりサーフィンの波待ちをしている時の様に、 開放的なリラックス感で毎日を過ごしたい、そんなテーマ。
ライフスタイルを謳っているだけあって、ショッピング後は WTW オリジナルブレンドコーヒー「TIDE BLEND」で至福の一杯を味わえる工夫。 引き立ての豆の香りに包まれながらゆったりとした時間を過ごせて、 フレッシュジュースやフードも用意している。
「THE ALLEY(ジ アレイ)」
本格派ティーストアで、アジアを中心にNY・パリ・ロンドンなどグローバルに展開する、 台湾発ティーブランドで、そこに込められたストーリーが魅力的。 ”初めて飲むと驚きを感じ、 2回飲むと好きになり、 3回飲むと恋しくなる”。THE ALLEYこだわりの5種の茶葉の上質な香りと味わいで、タピオカミルクティーなどでは、 アッサム・ロイヤルNo.9・鉄観音・小山緑茶・白桃烏龍からお好きな茶葉を選べる。
ロールアイス専門店として、 国内一の店舗数を誇る「マンハッタンロールアイスクリーム」は、この有明ガーデン限定メニューを用意、それが、ナチュラルガーデン(¥1,000)である。
自然やアースカラーをイメージしており、 紅茶アイスに自家製クリームチーズとレモン、 ピスタチオを乗せ、 仕上げにローズマリーを添えている。 紅茶アイスとクリームチーズのしっとりとした味わいに、 レモンの酸味とピスタチオの香ばしさ、 ローズマリーの香りが漂う逸品だ。
様々な専門店が、湾岸の洗練された近隣住民をセンスよく迎える
他にも、面白かったのは、ミチュールフォトスタジオ。テイストの異なるブースがあって、そこで、子供の写真を華やかに撮ろうという場所なのだ。衣装も色々並んでいて、晴れ舞台を形成していた。
あるいは、えほん+えほんというお店。子どもの頃、だれもが出会い感動する「えほん」/色・絵・物語・アートブックの雑貨専門店なのである。エリック・カール、レオ・レオニ、バムとケロ、ディック・ブルーナ、ムーミン、スヌーピーなど「えほん」、「アートブック」から生まれた雑貨を多数取り揃えていて、世界観を尊重する姿勢に、心惹かれた。
全体として、間口の広い、エレガントなファッションや雑貨などが多くみられた。それ故、どちらかといえば、湾岸のタワーマンションなどに住んでいる、少し洗練されたファミリーを意識している風であった。近隣の家族がこの場にやって、1日を過ごす、その様なイメージと受け止めた。
初日ということもあり、カード加入の呼びかけも多かったので、そうやってお客さんとの関係を密にして、この場所の付加価値を上げて行き、継続的に訪れるお客さんをどれだけ増やせるか、住友不動産にとってはその手腕が問われる。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴い、この商業施設における想定とは違った様相を呈しているけれど、いずれにせよ、この近隣の人たちにとって、身近な憩いの場となることを祈りたい。