1. HOME
  2. News
  3. ものづくり考
  4. 視点・切り口(攻める)
  5. サンリオファーイースト ワッペン を“着脱”できる マスク

サンリオファーイースト ワッペン を“着脱”できる マスク

サンリオファーイーストのマスク

 コロナ禍で、今や マスク は衣装であり、自己表現である。マスクでどう人と差をつけるか。そんな気持ちも芽生える。そこで、この発想。株式会社 サンリオファーイースト が発表した「Ai-tatAマスク(アイタタマスク)」。言うなれば、 ワッペン を 着脱 できるマスクである。その着眼点に脱帽である。

マスク で ワッペン を 着脱 させる サンリオファーイースト の着眼点

「我々はOEMも見据えているから、商品自体の質に拘らざるをえない。日々意外性をどう生み出すかにこだわり、チャレンジしています」とサンリオファーイースト大坂寿誠さん。

 「Ai-tatAマスク」にしても、彼らはマスクの専門家ではないけれど、商品化のプロであり、彼ららしく意外性を持って、マスク専門企業なら思いつかないであろう「ぬいぐるみ」の製造知識に着想を得て、マスクに応用したまでだ。

 布マスクでありながら、外生地に短い起毛素材を使用し、ベルクロ(表面の生地に張り付く仕様)で着脱できるようになっている。ダイカット型のワッペンがペタッと貼りつくというわけである。

A mask that allows you to “detach” the Sanrio Offer East emblem
色が濃厚で表現力が高い

 もちろん、外だけではなく、内生地にはガーゼや接触冷感生地など定番素材を使用し、つけ心地と飛沫防止効果を維持するなどの配慮も見られる。通常セットには、マスク本体1個、ベルクロワッペン3個を付けている。

 ワッペンは、ダイカット型で形状が際立ち、刺繍のおかげで色彩の表現も豊かである。マスク本体にプリントを施しているので、その表現力は一段と際立つ。着脱式のワッペンだから、付け替えることで印象はガラリと変わり、そこにストーリーが生まれやすい。他のマスクよりも、キャラクター、アニメ、ファッション、アートなど、多様な使い道を想起させるわけだ。

 固定概念は発明を妨げる。たかがマスク、されどマスクである。何気ないものに潜む、楽しさに気づける柔軟な思考を忘れずにいたいものだ。

関連記事

145はマガジンは「ヒットの生まれ方と育て方を考えるメディア」。キャラクターなどのコンテンツ関連と新しい小売りの最新情報、商品開発の実態を追うメディアです。
詳しくはこちら

検索

YouTube「145チャンネル」