応援 で中3生に元気を TapuTapu the Panda
コロナ禍にあって一番の被害者は実は子供たちなのかもしれない。そんな中でキャラクターとあたたかな言葉でそんな落ち込む子供たちを 応援 し、勇気づける動きがあった。それが「 中3エールプロジェクト 」で見せた「 TapuTapu the Panda 」の取り組みである。
「TapuTapu the Panda」は応援キャラクターという位置付けで、株式会社フタバが手がける年賀状プリントのキャラクターであった。その名の通り、パンダが描かれていて、「とにかく笑おう」「負けるもんか」などとメッセージが必ず添えられているのが特徴。メッセージの魅力が売りであり、内容は年賀はがきでの実績によって折り紙付きである。
一方、富士宮市は中学校総合体育大会が新型コロナウイルス感染防止のため中止となったことを受けて、代替え大会「市スポーツ交流大会」を開催。合わせてこれらがいずれ彼らの将来にとって意味があることを「絵馬型のキーホルダー」に込めて、贈呈したのだが。この「絵馬型のキーホルダー」に起用されたのが、この「TapuTapu the Panda」。
このメッセージ性は、このようなネガティブになりがちな感情を根本から覆し、前向きに変えてくれるのであって、そこが富士宮市の意向とも合致して、「中3エールプロジェクト」という企画の募金によりこれらの資金が集められ、実現となった。
「このキャラクター自体、読売テレビでアニメ化されるなど、あたたかなメッセージが人の心に優しく寄り添っているけど、こういう実例を伴い、ライセンスアウトして、もっと様々な人たちの気持ちをポジティブに後押ししたい」とフタバでこのキャラクター担当の田中愛梨さんは語る。
改めて、キャラクターのできることの意義を思った次第であるし、人の心をグッと掴んで行動に駆り立てるその付加価値こそがキャラクターにしかできない原点だと思う。僕もまた、このキャラにエールを送ろうと思って書いた。頑張ろう、支え合って。どんな時代でも。
今日はこの辺で。