1. HOME
  2. News
  3. 店談
  4. 通販/eコマース
  5. XZ クローゼット アプリ が開拓する全く新しい 購買シーン

XZ クローゼット アプリ が開拓する全く新しい 購買シーン

 「ものを買う」その行為が変わっていく。 STANDING OVATION は、株式会社ジンズホールディングスと株式会社トレジャー・ファクトリーからの増資を行い、またWebメディア「lamire(ラミレ)」を事業譲渡することにより、2億円規模の 資金調達 を実施した。STANDING OVATION は 「 XZ ( クローゼット )」という アプリ を手掛けていて、新しい購買シーンを創り上げている。発表のその日、僕は代表取締役の荻田 芳宏さんとお会いして話を聞くとともに、彼らのその事業がなぜに、ものを買う行為を変えていくのか、というのを紐解きたいと思う。

ものを買うキッカケが変わる

 冒頭に書いた通り、「ものを買う」その行為が変わっていく。何がキッカケで買うかわからなく、以前にもまして、売る側が商品に焦点を当てつつも、今よりもっと顧客を深掘りして、彼らの中にある望みを顕在化させてあげることが重要になってきているのだと思う。

 そこで、STANDING OVATIONの展開している「XZ(クローゼット)」というサービスに注目していて、これは言うなればオンライン上のクローゼットである。クローゼットさながらに自分たちが持っている衣装棚がアプリの中にあり、いつでもそれを持ち歩ける。もはやそれは多くの人のクローゼットのプラットフォームであり、1,700万点の手持ち服データが登録されていて、それはまさにビッグデータと言ってよい。

 先ほど、この文脈の中で、買うきっかけが変わりつつあると説明した。つまり、この「XZ(クローゼット)」の中にあるデータがきっかけとなって商品を買うなどして、コーディネートや着回しを意識しながら購入できる文化を彼らは作ろうとしているのだ。今回、資金調達に賛同したジンズとトレジャー・ファクトリーはこの文化の可能性を見たのだと思う。

どのように購入シーンが変わるのか?

 最近は、XZの仕組みを小売企業に提供している。例えば、ECサイトで赤いスカートが気に入ったとして、そのスカートが今自分が持っている洋服とうまく着回しができるかどうかを、「XZ」の仕組みを使って見せてくれるのである。

 流れは簡単で、ECサイトに行って商品を選んだ際に、それぞれの手持ちの服を使って、その商品の着回しのイメージを見せてくれるのだ。

 これはその商品を購入させる強い決め手となる。今まではそれが全て顧客の頭の中で漠然とあったものを可視化して、ショップ店員からその着回しを見せてもらえることで、より決断に至りやすく、その後の顧客満足度も高いというわけだ。

 今後は、オンラインとオフラインの垣根をこえて、融合して、シームレスに展開していくということで、リアルへの進出も本格化していく。

メガネのJINSなどがこの可能性に注目し出資

 話は戻るが、メガネの販売をしているジンズなどにおいては、そういった発想を顧客一人一人にあうメガネのあり方と紐付け、ビジネスにつなげていくことができると考えられる。

 その意味では、複数の企業がSTANDING OVATIONの取り組みに関心を示し、出資するのもうなづける。冒頭話した通り、これからはデータが集めやすい世の中になる分だけ、より顧客を深掘りし、それをより満足度の高い、ショッピングにつなげていくことが大事である。

 代表取締役の荻田 芳宏さんの話によれば、資金調達により、これらのデータを活用するAIの精度を高めて商売としての幅を広げたいとしている。

 STANDING OVATIONが突き進む「新たな小売のあり方」は、小売の魅力を更に、別の形で楽しめるようにするものであり、テクノロジーの進化に伴う必要な変化だと思うし、文化となるべきなので、期待をしたいのである。

今日はこの辺で。

(資金調達)関連記事:QuickGet 総額1.7億円 資金調達 商品の潜在的可能性に挑む

(資金調達)関連記事:食べチョク 農家 への熱い想い 資金調達 や ヤマト運輸 連携

関連記事

145が自らの考えを大事に、わかりやすく想いを持ってビジネスの本質に迫るメディアです。主に小売業、ものづくりとキャラクターライセンスを追っています。
詳しくはこちら

【license】ウォルト・ディズニー 【license】サンリオ 【license】作家プロデュース 【license】漫画・アニメ・映画 【Product】アクセ・ジュエリー 【Product】アパレル 【Product】インテリア 【Product】コスメ・健康 【Product】スイーツ 【Product】ホーム・台所 【Product】文具 【Product】玩具・ガチャ 【Product】雑貨・小物 【Product】食品 【Product】飲料・酒 【Retail】CRM 【Retail】D2C 【Retail】OEM 【Retail】OMO 【Retail】ふるさと納税 【Retail】オンラインショッピングモール 【Retail】コンサルタント 【Retail】コールセンター 【Retail】サイト制作 【Retail】チャット 【Retail】フードテック 【Retail】マーケティングオートメーション(MA)・メール配信 【Retail】マーチャンダイジング(MD) 【Retail】リユース・フリマ 【Retail】レンタル 【Retail】受注管理 【Retail】広告・販売促進 【Retail】接客 【Retail】決済代行 【Retail】物流・バックヤード 【Retail】自社EC/ASPカート 【Retail】自社EC/フルスクラッチ 【Retail】越境EC カルチャー/新進気鋭デザイナー コンテンツ/スポーツブランド コンテンツ/歌手・タレント デジタル/AI デジタル/CX デジタル/IOT デジタル/NFT デジタル/Web3 デジタル/アプリ デジタル/フィンテック デジタル/製造業テック デジタル・トレンド トレンド/SDGs トレンド/ミュージック トレンド/ランキング トレンド/動画配信 トレンド/美術展 トレンド/調査・データ ファンシー/Curious George ファンシー/ミッキーマウス ブランド/コンテンツ モール/Amazon モール/au PAY マーケット モール/Yahoo!ショッピング モール/楽天ファッション モール/楽天市場 ユニクロ/ブランド リテール・トレンド 小売店/ウォルマート 接客/やずや 接客/ライブコマース 接客・販促/Instagram 接客・販促/LINE 接客・販促/TikTok 接客・販促/YouTube 業態/SPA 業態/コンビニ 業態/スーパーマーケット 業態/卸売 業態/専門店 業態/百貨店・商業施設 業態/飲食店 物流・バックヤード/日本郵便 玩具/バンダイ 経営・マネージメント(事業と事象) 自社EC/BASE 自社EC/GMOクラウドEC 自社EC/Shopify 自社EC/カラーミーショップ 自社EC/フューチャーショップ 自社EC/メイクショップ 解説/ありがとう店の舞台裏 解説/ものづくりのセオリー 解説/アーティストの感性に触れる 解説/ハロートークショー 解説/ヒーローインタビュー 解説/初心者の方、どーぞ 解説/奥深きキャラクターの背景 解説/潜入イベントレポ 解説/社長の真意 解説/視点をかえてみると? 解説/賢くなろう-商売の教科書

最近の記事