1. HOME
  2. News
  3. メーカー談
  4. 独創的に「攻める」
  5. かわいらしさと実用性の共存 sugar.C beauty

かわいらしさと実用性の共存 sugar.C beauty

 実用性と、気持ちの底上げの両面から人を輝かせる。ブランド「sugar.C beauty」は見た目の華やかさが印象的だ。メイクアップアーティストの新見千晶さんがプロデューサーを務めるブランド。

気持ちから外側までを輝かせるsugar.C beauty

 元々は天然石をモチーフにしたアイテムからスタート。例えば天然石の美容ローラーとパワーストーンをセットにした商品など。つまり、見た目の美しさからその商品へと導くその姿勢である。それは、ブランド立ち上げの4年前から今も共通していて、最近、モチーフに使っているのはネコだそうだ。

 ねこ??すると、スタッフの方が嬉しそうに説明を始めた。

 「お風呂あがり髪の毛を包むタオルも可愛ければ、それだけで嬉しくなりますよね?私も普段、つけているのですけど」。そう紹介してくれたのが、ネコミミタオル。

 どんな瞬間でも、可愛くなれている自分と向き合うのは嬉しいのだろう。この商品のもたらす意味を思う。

 見た目から幸せにしつつも、実用性を伴っている。マイクロファイバー素材での吸水性が、髪の毛をやさしくいたわる。そうやって包み込むから、摩擦を軽減して、髪への負担も抑えられるというわけだ。真に優しい配慮が感じられる。

実用性を持って生活に馴染む

 「見た目は、フードのように見えます。ですが、髪を包み込むことで可愛らしく、かつ乾きやすく髪を束ねてくれるんです」。自ら使っているからか、説明にも商品への感謝みたいなものが感じられる。(画像をスライドするとその変化が少しわかる。急かしたので写真が崩れ気味で申し訳ない)

 当然、ドライヤー時間などの短縮もあるだろう。実用的な話とあわせて、そのデザイン性で気持ちの余裕をもたらしてくれる。メイクアップアーティストの新見さんの商品の匙加減が絶妙なことを窺わせる。

 だから、メイクアップブラッシュも姿勢は同じだ。立体的なネコの肉球にして、見た目で惹きつけつつ、人工繊維を活用。動物の毛は苦手な人にも安心して使える。お風呂あがりだけではなく、メイクの時間も至福のときへと変えるというわけである。

弾む気持ちは外にも持ち込む

 なるほどとうなづいていると、「ほら、見てください」と振り返りながら見せてくれたのはアクセサリーである。

 なるほど。今度は外か。この気持ちの高鳴りを、家のひとときに留めておくのが勿体無いと考えているのだろう。これらのネコのイメージをもとに、ヘアピンやバレットを用意して、生活のあらゆる幸せへと直結させていく。

 タオルを使うのも、化粧をするのも、髪を束ねるのも。どんな時も可愛らしくいたいという心理に応えるブランドだ。そして、自らも労わり、美しさを磨く。用途という部分で商品を見るのではなく、そこに可愛いというエッセンスを入れるだけで、付加価値をもたらすことができるのだな、と痛感した次第である。

 今日はこの辺で。

関連記事