見た目を裏切る商品群 一見すると…実は。「ギフト・ショー」での 変わり種商品
一見するとその予想のつかない仕様。東京ビッグサイトで開催された「東京インターナショナル ギフト・ショー 」で、多くの商品が集まる中でも、それに着目した。創造性豊かな 変わり種商品 。意表をつくその着眼点に、何かしらの気づきを感じてもらえたら幸いだ。
一見すると・・・
1.ただの飛行機だけど、飛び方が違う
こちらは、LooPerという商品で、一見すると、おもちゃの飛行機である。
普通、紙飛行機などイメージするとわかるが、あの手のものは大抵、真っ直ぐ前にしか飛ばない。しかし、投げるとくるりと戻ってくるブーメラン飛行機。すごく短いが動画で雰囲気が伝わればと思う。
機体のお腹を指でつまんで、真っ直ぐ上に投げ上げる。すると飛行機は背面飛行して、くるりと宙返りして、手元に戻ってくるのだ。
2.ただのベルトだけど、伸びる
次に一見するとただのベルト。そう見えて「伸びる」。葛飾に工場がある長沢ベルト工業。自らのブランディングを兼ねて、オリジナルで「寛ぎ究極リラックスベルト」を開発したのだ。本革なのに伸び縮みするベルトなのである。「もう穴を縮めて締め直す必要がない」。そう言って長澤猛臣さんは胸を張る。
クラウドファンディング商品も意外性に満ちている
1.一見すると、ただの耳かき。だけど耳の中をリアルタイムで見れる
その他、最近は、クラウドファンディングが脚光を浴びていて、奇抜な商品もずいぶん増えた。
最初にピックアップするのは「bebird R1」。一見するとただの耳かき。ただその先端には超小型のカメラがついている。これをスマホの専用アプリと連動させると、耳の中の様子をリアルタイムでスマホで確認できる。13gという超軽量なのも魅力的。
「Makuake」で総額1600万円を集めた商品で、その支援者数は3600名を超えた。
2.一見するとただの水筒。だけど中の水が、、
まさかとは思ったが、そこにネット通販でお馴染みの人の顔もあって、芦澤商会の芦澤 実さん。彼が仕掛けているのが、こちらの商品だ。
一見すると、普通の水筒。だが「2モードUV除菌の真空ボトルCrazy Cap」は視点が今どきで「除菌される」のである。普通の水筒のように水を入れる。しかし、蓋についたボタンを押すと中身を照らして、この中の水を除菌してくれるのだ。一緒にクラファンブースを回って案内してくれたリョーコさんの動画を見て、雰囲気を掴んでもらえたら幸いだ。
中の水を照らしているのは、UV-Cという電磁波。UV-Cの電磁波に基づくライトは、菌類に照らすと化学反応によって菌が死滅すると考えられている。
水道水でも、ノーマルモードで1分と言われ、これは個人的には挑戦するのが難しい。だが、川の水でもクレージーモード2分で除菌する。除菌には敏感になっているこのご時世だけに、需要はありそう。
3.見た目を裏切る商材は遊び心や自信に溢れている
昨今、付加価値のある商品を求め、生活を楽しむ向きもある。周りに流されることなく、個々の価値観を重んじる時代だからだ。
多少値段が高くとも、他に見られない着眼点の商品に話題が集まりやすいのは、そこにある。今こそ、日本のものづくり魂をクラウドファンディングで実感しよう。あるいは、海外の掘り出し物での発掘で、驚きと感動を手に入れよう。
今日はこの辺で。