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NFT と 保護ネコ と作家達の 新機軸 渋谷PARCO の一角で

 これまででいうと、イラストレーターなど、その作品が評価されるのは当たり前に、リアルだったけど、デジタル上でも評価されていく時代になって、その上、NFTの展覧会というのも実は増えている。そこにまつわる企業も実はここ二、三年の間で急激に出ていて、アーティストの新たな可能性を見るのである。

論より証拠 渋谷PARCO で 保護ネコ の価値観を鑑賞

1.実はNFT関連の展覧会も増えているようだ

 作家と話す中で知ったことなのだが、例えば「PROJECT EMOTION」。約1700点のNFT化された作品を全世界に向けてYouTubeチャンネル上でLIVE配信することで実現させた360°VRのNFTイラストギャラリーである。一部抜粋版であるがイメージとしてはこのような感じだ。

視聴者はLIVE配信中の360°VRギャラリーで出会ったイラストの「作品コード」を公式サイトで検索することで対象の作品詳細を確認できるのであり、OpenSeaと呼ばれるプラットフォームなどで販売されているものは購入できるわけである。ちなみに、OpenSeaとは世界最大規模のNFTマーケットプレイスである。

他にも、NFTの祭典「Crypto Art Week Asia」では仮想空間とリアルの渋谷とでイベントを開催し、双方でNFTアートの魅力を知らしめて、熱狂させるなど、徐々にその存在感を示していて、そこを通じて、アーティストが出てくるという事実が大事なように思う。

 それ自体が展覧会的な要素を持っている事で、だから比較的、デジタルに関心が深い作家の間では、こういうところに出展することで、その可能性を模索している節もある。それでNFTアートに絡めたイベントという括りで、関心を僕も抱いたところ、とあるイベントに着目することになった。

2.渋谷PARCO の現場に行ってみる

 そんなわけでぶらりとやってきたのは、渋谷パルコである。渋谷パルコ?関係がなさそうに思われるが、実は彼らはアート志向も強く、リアルのお店の中では先駆けて、こういうジャンルには関心が深く、その片鱗を見せるイベントがあったから訪れたのである。

 それは渋谷パルコ1階「COMINGSOON」で開催されていた「#NFTCATTOKYO『ネコといる暮らし展 Vol.8』」である。昨今、アーティストと動物というのは縁が深くて、雑貨でみるとその括りでファンが多いことが知られている。動物がきっかけで作家を知り、作家に魅了されて、同じ動物を手がける作家にも興味を示して、その輪が広がるといった具合。ここでも、ネコなのだが、特にこの企画展では社会課題にも応えていて、キーワードは「保護ネコ」である。

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NFT の価値に光を当てつつ、保護団体に寄付する

1.ネコを描き猫を支援する

 渋谷パルコのHPによれば、原点は、2017年にロサンゼルスでスタートした保護猫活動プロジェクト『ネコといる暮らし展』である。そこでは猫をテーマにして、デジタルアートをNFT化。その売上の一部を動物の保護団体に寄付するというわけである。

 その延長線上にあるのが、この日、僕が立ち寄った「#NFTCATTOKYO『ネコといる暮らし展 Vol.8』」であって、どういう雰囲気なのだろうと立ち寄った次第である。

2.こうやって展示するのか

 PARCOという場所柄もあって、洗練された雰囲気には、デジタルもうまく調和している。やっぱりその中にはデジタルアートが掲げられていて、その横にはQRコードが記載されていた。それを読み込むと、そのまま「OpenSea」というプラットフォームに遷移するわけで、ここでその作家たちの作品も販売されているわけである。

デジタル上の資産に価値を持たせるもので、例えていうなら、世界で一つしかないリアル絵画のようなものが、デジタル上にも唯一無二のものとして、存在するということ、それがNFTなのである。

3.作家のマネタイズも多様化しつつある

 なかなかこうやって、身近にNFTに触れることもないだろうから馴染みのない人たちもフォローするべく、きちんとその作家のリアルな商品も販売されていて、リアルとデジタルが程よく調和されている印象であった。

 これを見ると、ネット通販すらアナログに見えてくるわけで、勿論、物理的に存在することで価値を持つものは世の中、無数にあるけれど、デジタル上で価値を有するものがどれだけあるか。当たり前に、実際に手にすることなく流通するものも、間違いなく出てくる、ということなのだと思う。

 その意味で、アートやキャラクターなどの企画展もこういう垣根を超えて、価値を訴求する時代になっていくことを思わせた次第である。来てみるとよくわかる。いい勉強になりました!

 今日はこの辺で。

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