1. HOME
  2. News
  3. カルチャー・アート
  4. キャラ談
  5. クリエイタービジネス
  6. 辞書 をキャンバスに 絵を描く 活字と絵画を違った表現で ARTNWORDZ

辞書 をキャンバスに 絵を描く 活字と絵画を違った表現で ARTNWORDZ

 本当に色々なアイディアが表現になるものだなと思った。ざっと埋め尽くされた字の中にパッと印象的に絵が浮かび上がっている。僕らが目にする何気ない 辞書 も絵画と組み合わせるともうアートなのであって話題を集めている。「 ARTNWORDZ -アートンワーズ」というブランドであって、皆さん、ご存じだろうか。

辞書 をキャンバスに 大胆に絵を ARTNWORDZ

 それは辞書をキャンバスにしている。目の付け所が秀逸で、全て古い辞書であり、最も古いもので130年前にも遡るものである。絵を描く為のキャンバスに辞書を使い、それすらも表現の武器にするなんて、よく考えたものだなと感心したのである。

 それは最初は作品として飾られていたものだが、それをモチーフにトートバッグ、靴下、クッションなど様々なところで表現をするに至って、脚光を浴びることになったのである。その理由は論より証拠、写真を見て貰えばわかるが、いざ商品となると、下の写真しかり、通常のそれらの商品のイメージを覆す印象となっているからである。

 早速、東京・渋谷の「渋谷スクランブルスクエア」5階など、先進的な売り場で販売されることで、また人々の感性を触発して広がっている。

 見た目のデザイン性の高さも目を引くが、素材を生かしたちょっとした遊び心も見ものである。写真の猫のイラストはよく見ると、その土台に使っている辞書のページが「feline」。お気づきだろうか。日本語訳にしてみると・・・「猫」である。ニヤリとしてしまう演出である。

 「ARTNWORDZ-アートンワーズ」を提供するスタッフの方々の話によれば、「辞書だけではなくて、そのほか地図や楽譜もキャンバスにしていて、辞書と同様に、絵にゆかりのあるものを選んでそれらを合わせているのです」と語る。そうか、楽譜の上に描くのも面白い。楽譜にも辞書同様、それ自体に何らかの意味合いがあるからだ。

 何気ない発想だが、出来上がった印象はそれを超えるものである。

 絵と活字を上手に紐づけて、活字と絵の両方のリスペクトをしている。それを組み合わせた時の意外性も楽しい。アートはいつもこうやって、僕らの想定外で楽しませ、そして、商品となってより一層僕らの日常を少し、心弾み、味わい深いものへと変えてくれるのだ。

 この意外性のあるクリエイティブな発想は商品作りの上で、学ぶあるものだと思うがいかがだろう。

 今日はこの辺で。

関連記事

145MAGAZINEは「キャラクター」「小売」「ものづくり」の3つを扱いながらも、共通してお客様の“笑顔の理由”を考えるメディアです。
詳しくはこちら

【license】ウォルト・ディズニー 【license】サンリオ 【license】作家プロデュース 【license】漫画・アニメ・映画 【Product】アクセ・ジュエリー 【Product】アパレル 【Product】インテリア 【Product】コスメ・健康 【Product】スイーツ 【Product】ホーム・台所 【Product】文具 【Product】玩具・ガチャ 【Product】雑貨・小物 【Product】食品 【Product】飲料・酒 【Retail】CRM 【Retail】D2C 【Retail】OEM 【Retail】OMO 【Retail】ふるさと納税 【Retail】オンラインショッピングモール 【Retail】コンサルタント 【Retail】コールセンター 【Retail】サイト制作 【Retail】チャット 【Retail】フードテック 【Retail】マーケティングオートメーション(MA)・メール配信 【Retail】マーチャンダイジング(MD) 【Retail】リユース・フリマ 【Retail】レンタル 【Retail】受注管理 【Retail】広告・販売促進 【Retail】接客 【Retail】決済代行 【Retail】物流・バックヤード 【Retail】自社EC/ASPカート 【Retail】自社EC/フルスクラッチ 【Retail】越境EC カルチャー/新進気鋭デザイナー コンテンツ/スポーツブランド コンテンツ/歌手・タレント デジタル/AI デジタル/CX デジタル/IOT デジタル/NFT デジタル/Web3 デジタル/アプリ デジタル/フィンテック デジタル/製造業テック デジタル・トレンド トレンド/SDGs トレンド/ミュージック トレンド/ランキング トレンド/動画配信 トレンド/美術展 トレンド/調査・データ ファンシー/Curious George ファンシー/ミッキーマウス ブランド/コンテンツ モール/Amazon モール/au PAY マーケット モール/Yahoo!ショッピング モール/楽天ファッション モール/楽天市場 ユニクロ/ブランド リテール・トレンド 小売店/ウォルマート 接客/やずや 接客/ライブコマース 接客・販促/Instagram 接客・販促/LINE 接客・販促/TikTok 接客・販促/YouTube 業態/SPA 業態/コンビニ 業態/スーパーマーケット 業態/卸売 業態/専門店 業態/百貨店・商業施設 業態/飲食店 物流・バックヤード/日本郵便 玩具/バンダイ 経営・マネージメント(事業と事象) 自社EC/BASE 自社EC/GMOクラウドEC 自社EC/Shopify 自社EC/カラーミーショップ 自社EC/フューチャーショップ 自社EC/メイクショップ 解説/ありがとう店の舞台裏 解説/ものづくりのセオリー 解説/アーティストの感性に触れる 解説/ハロートークショー 解説/ヒーローインタビュー 解説/初心者の方、どーぞ 解説/奥深きキャラクターの背景 解説/潜入イベントレポ 解説/社長の真意 解説/視点をかえてみると? 解説/賢くなろう-商売の教科書

最近の記事