ユーモア とセンスの 共存 ハイタイド 雑貨 の楽しさ
ああ、この鳥のマーク!!出会うことになろうとは、僕は、小躍りして、「文具女子博」で、その会社の人に声をかけた。実は何気なく雑貨店で出会い、一目惚れした定期入れが、実はこの会社で作られたものだと分かったからだ。その社名は株式会社ハイタイド。その品揃えは ユーモア たっぷりに 雑貨 の楽しさを教えてくれる。
大変、ボロボロで恐縮だが、こちらが僕の定期入れ。小学校の教材のようなノスタルジーな感じとそれを定期にする発想が僕を虜にして、売り場で手にして以来、これほどまで使い込んでいる。
その新作発表の場も兼ねていた、この場で僕は、そのラインナップを見て思わずニヤリ。お洒落さとユーモアが共存していて、具体的に商品であげるとすれば「オシャレセット」。要は、マルチポーチなのであるが、お洒落なデザインは数あれど、バッグそのものに「オシャレ」だと書き込んでしまう遊び心が、逆に新鮮で「一本取られた!」とおほ笑みを誘発される点に、独特のオシャレさが漂うのである。
ここには、A4サイズの母子手帳、パスポートなどの収納が可能であって、透明で中身が見えるようにしている仕様テイストそのものは女性を意識したものであって、程よくニーズとチャレンジが絡み合って、楽しいアイテムである。
「非常食」と書かれたバッグは、「非常食」という割には非常に小さくて、それもそのはず、小腹が減ったときのおやつ、毎日取りたい栄養食品などが入れることを念頭に置いている。つまり、非常食というと女子にとっての“非常食”というわけで、急にお腹が空いてきた時とか、あるいは健康に気にかけたい際の栄養食品の摂取を意図しているあたりが、センスの良さを感じさせる。
正直、どこの会社なのだろうと思って見ていたら、意外にも東京ではなく、福岡の会社であって、「だからかぁ」と納得したのは「中洲の夜」や「ニュー博多」と往年の看板を思わせるキーホルダーがあって、地元愛にもあふれていた。
魅力的な商品とは、人と人とを繋ぐもので、何かしらの会話のきっかけになるものである。かくいう僕のあの「定期入れ」にしたって、どこかでこれをきっかけに会話にするチャンスを探っていたりして、買う時も、それを思い浮かべて、ワクワクと共にレジへと持っていった記憶が今もある。
ここの会社の直営店のお店もあるようなので、今度、訪問してみようと思う。発想ってすごく大事だと思う。誰かを喜ばせようと思いを馳せる先にそれはあって、その人が持つことでまた味わいが出てきて、なんとも粋である。いい意味で裏をかくハイタイドのアイデアの数々はまさに使う人とその仲間に会話をもたらす材料である。
今日はこの辺で。