京都烏丸六七堂 の 和文具 和紙 の伝統に今の息吹 新風を
優れた素材は今に生きる。歴史が残る京都には、同じく歴史がある「 和紙 」が根付いていて、そこには多くの職人がいる。伝統というと重く感じるけれど、その歴史ある「和紙」を今風にアレンジして、チャレンジしている 和文具 ブランドがある。それが「 京都烏丸六七堂 」である。ブランドであり、お店も存在する。
京都烏丸六七堂 は 和紙 への愛溢れる 和文具
文具の魅力を、和紙の貼り絵の手法を使って表現しているところが真骨頂。紙を愛し、紙で楽しみ、紙の未来を考えるブランドと謳う。
例えば、ポストカードには、寿司ニッポンの食文化の定番「寿司」のデザイン。表面に描かれているのは「イカの握り寿司」なのだが、よく見ると、イカが透けてシャリが見える。つまり、和紙は透けるので、その面白さをこのクリエティブで表現したというわけだ。
いずれもニッポンの四季や風習をモチーフにしており、一つ一つの表現には情緒があって、心穏やかな気持ちにさせられる。それは紙の持つ魅力であり、デザインとはその素材の良さを引き出し、人を惹きつける“メディア”のようなものだと思った。
紙で人形を作れるとは・・
下の写真を見てもらうと、この人形も紙製である。最初に型を作っておいて、そこに紙を貼り付け、固まったところで、二つに割って、それを貼り合わせて、人形にしているのだそうだ。見た目に反して、異常に軽い。