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原宿 から全国へ「元気」届け! お手伝いネコ“カリィ”を直撃

 コロナ禍にあって、心なしか元気がない 原宿 で、ポジティブに「元気を出そうよ」そう毎日のように出現して笑顔を振り撒くキャラクターの存在をご存知だろうか。その名を「 カリィ 」という。通行する人達はその姿を見るなり笑顔で近寄り「カリィ」は自ら手にするアルコール消毒液をその人の手にシュッ。今は張り詰めた世の中だけど、そこには、一瞬の安らぎが訪れたような気がした。

 「カリィ」は本当に颯爽と原宿を歩いていく。僕は「カリィ」を追いかけるとキャットストリートにある、たこ焼き屋「笑たこ 原宿表参道店」に行き着いた。その店長 天満健一さんはこう話す。「カリィはね、もう2年前からこの辺りを歩いてて、ここから見えるから、手を振ったりしてね」と話してくれた。僕が知る随分前から、原宿の人の間では「カリィ」はお馴染みの存在であったのだ。

ブロマイドに感激するカリィ
ブロマイドに感激するカリィ

  しかも「笑たこ」の窓には、この店を背景にした「カリィ」のブロマイドまで飾ってあって、店長とカリィの距離感の近さをうかがわせる。「カリィ」とは何者?そう思われた方もいるだろうが、その背中の張り付いたプロフィールによれば「原宿のお手伝いネコ」とある。

原宿 に出没する カリィ 正体はいかに?

 「カリィ」は、株式会社LONDONBOOTS所属のキャラクターであり、毎日、歩いて原宿中を「お手伝い」して渡り歩き、ゴミ拾いなどを率先してやってきたのだ。

 そして一緒に歩いてみると、原宿のお店のあらゆるスタッフが、驚くほど、このキャラに向かって手を振り、認知度の高さがわかる。そりゃ2年もほぼ毎日、歩いているのだから当然である。

ケバブの有名人
原宿の人たちみんなと仲良し

 アイドルなどのステージを運営する「JOL 原宿」でも、カリィの魅力に惹かれたスポット。お店のスタッフさんは「カリィ」に駆け寄り、こう語る。「カリィには、自粛前の頃は、うちのステージで行われるアイドルのイベント告知のチラシを巻きなどのお手伝いをしてもらっていました」と。

 「JOL 原宿」では、そこで出演するアイドルが、ステージ上に「カリィ」を呼び寄せ、一緒にダンスを踊ったという嬉しいハプニングもあったとかで、会場内は大いに盛り上がったとか。エンターティナーである。

JOLを案内してくれるカリィ
JOL 原宿を案内してくれるカリィ

 この場所以外でも、インナーを扱う「BRADERIS Me」に向かえばスタッフの方が外まで出てきて「この間もチラシを配ってくれたんだよね、ありがとうね〜」と声をかけられる。これはもうパフォーマンスではなく、本気の「お手伝い」ぶりであって、その根性に、僕はもう脱帽であった。

「BRADERIS Me」ではしゃぐカリィ
「BRADERIS Me」ではしゃぐカリィ

 さて、そんな「カリィ」であるが、僕は興味を抱くようになったのはこのTweetからである。今の原宿の現状を示すものであるが、毎日歩いたからなのか、この街への愛を感じたのだ。

 僕はそういう想いが好きなので、この意図を伺うべく「カリィ」と接触を試みた。そして「カリィ」のそのポジティブさにキャラクターとしての素晴らしさを感じて、この記事に至る。

 誰よりも毎日、原宿中を歩き、皆と仲良くなった「カリィ」だからこそ、今、自らのTwitterやInstagramなど様々な手段を通じて、原宿の今を「カリィ」なりに伝え、最近来れなくなった皆と仲良くなったお店との間に立って、橋渡しをしたいと考えているのだ。

 思いのあまり、直接、カリィに一問一答している様子も動画で抑えた。1分程度の動画だけど、見れば人気が出るのもわかる。音はカリィから発されていて、表現力豊かなのだ。

来れない人に向けて原宿の元気を発信

 先ほどの「笑たこ」のブロマイドも実は、「ローソンプリント」というサービスの一つ。それもSNSとは違った形で、原宿の今を伝える表現方法なのである。それは全国のローソンでどこでもダウンロードできるものだから、これも来れない全国の人へ伝えていこうという気持ちの裏返しである。

 その証拠にブロマイドの背景にあるお店は「笑たこ」以外にも、「キデイランド原宿店」など、原宿で頑張る姿がそこにある。普段来れなくても、カリィを媒介として、原宿の元気を伝えようというわけだ。この動き、広がればいいな、これは個人的な感想だが思うところだ。

 僕が思うキャラクターの素敵さは、「人を笑顔にするところ」にあって、コロナ禍で、「カリィ」はしっかりその使命を果たしていて、日本全国に向かって、過去、原宿で楽しんだ全ての人たちに発信している。「次に原宿に来れるその時まで、今原宿から元気を発信し続けよう」という、その姿勢には、キャラクター好きの一人として僕は素直に共感できたというわけだ。皆がそれを見て、原宿に来れるようになったその日、実物の「カリィ」を見て何を想うだろう。

 「カリィ」が原宿のお店の笑顔とともに日本の皆んなを元気づけようというなら、細やかながらその姿を追えたら、と思った。カリィは口下手(あまり喋れない?)でもあるので、僕が自分のペンでは恐縮だが、その店の元気と魅力を一緒に、伝えられれば、なんて。おこがましいかな、でも「カリィ」、あんたの動きは素敵だよ。心からエールを送る。

 今日はこの辺で。

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