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在宅勤務 で 売上向上 を促す“楽天大学”の講座

オンライン講座 で学ぶ

 最近、外出自粛要請に伴い、実店舗においては打撃が大きく、ネット通販の重要性が高まっている。それ故、楽天市場に出店する店舗においては、その「楽天市場」のコミュニティ、とりわけ 楽天大学 の 講座 が彼らのよりどころになっていることがわかる。今まさに、楽天が店舗に対して、行っているのは在宅勤務 でありながら、学習し 売上向上 を目指す「楽天大学まなびウィーク」というものであり、そこでの経験が自信となって、奮起しているのだ。

在宅勤務 での 楽天大学 講座 から 売上向上 目指して、初心にかえる

 もともと、楽天は、創業以来、全国の地方の店舗に対し、自ら呼びかけして、最初は不慣れであったネット環境を使いこなせるように促し、事実、店舗がここまで成長を遂げてきた。その学び舎である「楽天大学」は2000年の誕生で、グループワークを中心に行ってきている。店舗にとっては、実店舗の有無に関わらず、その時以上に、そこで得たような形を取り入れて、実店舗に近い稼ぎをどれだけネットで出せるか、そこが急務で、大きな節目を迎えているように思う。

オンライン講座も用意され講師も慣れている

 ちなみにであるが、今ではそのまなぶ環境について確認したところでは、グループワークを基本とした楽天大学サロンや、実体験ができる教室講座がある一方で、RUxという5〜10分程度の動画によるレクチャーがあり、ここでは楽天大学スタッフによる講義をライブで見せているのだ

 少し覗かせてもらったが、写真の講師である楽天大学スタッフが、動画内でパワーポイントを上手に使って、抑揚あるひきつけるトークをしていたのが印象的。

 また、講師は「クーポンの発行方法」について説明していた。転換率アップ、集客店舗、客単価アップ、ランキング獲得、顧客育成と色々な目的の中で、クーポンが活用できるだけに、店舗ごとの目的に応じたクーポンの発行が大事であることを強調、中途半端な利用を避けるように促した。下の画像はその時の様子である。

楽天大学の講座では、チャットを使ってやり取り
楽天大学の講座では、チャットを使ってやり取り

チャットを使って双方向にやり取りできる

 何よりも一方通行になっているように思われがちだが、盛んにチャットで呼びかけながら、講師はちゃんと店舗のコメントも拾って、答えていて、見えないはずの聞いている店舗側の顔色を上手に掴んでいた。

楽天大学の講座では、チャットを使ってやり取り
楽天大学の講座では、チャットを使ってやり取り

 「今できることをやる」という意味では良く、時に、これが精神的な部分でのケアとなる部分もある。学びを促し、自信をつけてもらい、自粛ムードの中で打ち勝てるだけの実力をつけるきっかけと、明るく前向きになれる気持ちをつけてもらえたら、と思う。

環境は変わっても大事なことは変わらず、僕らは環境と共に前進している

 姿勢としては、楽天が代々追い続けてきたことと同じであるが、最初の頃と大きく違うのは、この20年の間に、限りなく、ネットで完結する環境が整っていることである。

 また、受講生である店舗に話を聞くと、「在宅勤務だし、いい気分転換になっている。もちろん講座自体にも学びがあるし、チャットでみんなで繋がれる感じが面白い。チャットの中から学びもある。」という声も聞かれた。

 大事なのは、今の環境をネガティブに捉えるのではなく、新たな環境でまた一段と前へ進んでいるという意識を持つことではないかと思う。また、店舗もまた「楽天大学」もオンライン化が進んで効率よく学びの機会を作れるという事実を“学ぶ”ことも大事かもしれない。

 もう少し踏み込めば、楽天市場内で商売が成り立ち、ある一定のノウハウを持つ店舗も多くいて、それらの知見をもとに、新しい店舗に他いいして学びができる機会があるわけだから、今後は、店舗同士のやり取りである、Rネーションズも動画での開催などの検討を視野に入れていただきたいものだ。

 環境が変われど、人間の核たる部分は何ら変わらない。ここでは楽天の例を挙げたが、楽天以外でも何でもいい。意志あるところに道は開かれるばかりだ。環境に即して、最善を尽くして、この窮地からヒットを生み出し、日本に活気をもたらそうではないか。

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