mizutama キャラ と独自文具で TSUTAYA と育む 文具愛
最近、肩書きが二つでブレイクする人って多いな、と思います。mizutamaさんは、イラストレーターにして文具愛好家。インスタはなんと40万人のフォロワー(※2020年6月現在)がいます。でも、逆にそれが唯一無二の存在感を出しているのではないか、と僕は思います。最近、カルチュア・エンタテインメント株式会社とコラボレーションもしていて、僕はそれに心奪われました。mizutamaさんの文具愛も込みで TSUTAYA オリジナル文房具は高クオリティである。
自らが文具好きということもあり、どういうものを使いたいか、柄は何がいいかと思い描きながらCCCと一緒になって作り上げたというそれらの商品は、キャラクターの可愛らしさもさることながら、それが文具の個性を引立てて、素敵な仕上がりとなったのが、このシリーズ。
その可愛らしさが全開しているのは、ポケットに収まりやすい厚さ5mmの新書判サイズのノート「A6ロングサイズノート」である。全部で3柄。そのうち2柄の罫線はベビー・ピンクとパステル・イエローの5mm方眼になっていて、1柄は「好きなモノ記録帖」といって、mizutamaと蔦屋書店のバイヤーが共同開発したもの。好きなものをなんでも記録できるような仕様にして、これが抜群にキュート。中身の要素だけでも、買いたくなる。
mizutamaの人気キャラクター「ぶんとぼう」を箔押しした「A5リーフノート」もグッド。台湾発祥の高品質ノートブランド、LEATAIのリーフノートをアレンジしたもので、高級感が漂うPUレザーの表紙に銀箔押しのイラストが施されている。お洒落さと可愛らしさを兼ね備えたデザインに加え、ノートの中身の抜き差しが簡単に出来る優れた機能性を持ち合わせていて、文具としての完成度の高さも売りである。
先日、蔦屋書店は、OMOを積極的に行うことを明らかにして、それぞれの店舗のオリジナル商品などの企画を重要視する他、こういうインフルエンサーとのオリジナル商品も力強く展開していく旨を、取材の合間、現場で耳にした。
その時も取締役 田邊雄志 さんがこれから、彼女の商品を見に、文具女子博にいくんですと話していたのが印象的で、彼自身「こういう形で才能ある人と蔦屋書店のカルチャーとを融合させて、オリジナル商品を通して、新しい文化を根付かせていきたい」という想いを語っていた。
mizutamaさんで言えば、キャラクターそのもののポテンシャルもさることながら、文具への愛着も合わせて、商品企画に生かされて、さらに躍進の予感も。
今日はこの辺で。