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【レポート】 ギフトショー へようこそ

なるほど、そうか。東京インターナショナル ギフト・ショーにいくと、色々な価値観に触れ、気づきがある。様々な商品に関連して、その発想に驚かされたり。また、最近では、ECサイトを運営している人がクラウドファンディングにチャレンジして、そういう視点があるのかと気付かされたり、本当に才能のある作家の発掘を追う人の話を聞いて、コンテンツの奥の深さを実感したり。

 今回は、かなりキャラクターにしても、ニッチな視点で迫るものが増えてきた。それはSNSなどで、大きくなくとも拡散力があって、その話題性から消費が生まれるから、皆に受け入れられるかは以前よりも重要ではなくなってきているように思う。「にじどうぶつ」などのYouTubeは万人受けするものではないけど、きっと確実にリーチする人は存在する。

 グッズもキャラもそういう特定のユーザーに確実に狙いに行くことで、商機が見えてくるのではないだろうか。

記事:ニッチな視点 きらり光る雑貨 輝くキャラ ギフトショー 2022春 見て歩記

SNSだけで判断されない作家の発掘

地道にキャラクターなどの作家の才能を発掘を続けるFEWMANYが久しぶりに出展していた。キャラクターのコンテンツが近年、違った様相を見せていて、その中で、SNSでのセルフプロデュースがうまく行っている作家が評価される時代になった。それはそれで、多くの可能性が拾い上げられるので歓迎しながらも、彼らはそこでだけ、評価されることのないよう、商品に落とし込んだイメージから逆算して、商品化に相応しい作家に光を当てるのだという。その点も踏まえて、話を聞いてみた。

記事:SNSの外側の価値に光を当てる 「 FEWMANY 」の“作家”愛(Clickで飛べます)

仕入れるにしてもクラファンを活用して先に資金を集める

発見だったのは、クラウドファンディングの盛り上がりで、ここにネットショップの運営者がいたことに新鮮な印象を受けた。実際、商品を仕入れて販売、もしくは商品を製造して販売するのも、いずれも先行投資で行われているけど、その一方で、クラウドファンディングを使って、最初に資金を調達して、それらのビジネスとは違った挑戦的な視点で、新たな商品開拓をしようというのは、なるほど、あって然るべきの方法である。

ギフトショー春

ギフトショー春

記事:一見すると…でも! ギフト・ショー で見た 変わり種商品(Clickで飛べます)

アラビックヤマトのあの会社の地道な努力

その他、派手さはなくてもいぶし銀なものも素敵で、アラビックヤマトで有名なヤマト

が意図しているのは、今までなかった価値を提供することなので、トレンドに左右されない、彼らなりのこだわりと定着するだけの強い商品力である。最近、発売されたのが、「テープノクリップフセン」という商品で、付箋なのだが、テープカッター付きで、好きな長さで切れる商品。

 

「テープノフセン」

「テープノフセン」

記事:メーカー 輝く いぶし銀の 技術力(Clickでで飛べます)

アナログとリアルを融合させて利便性を生む

2020春に開催されたギフトショーである。何気ないアナログ商品もデジタルと融合することで、これまでにはない、利便性の高い価値を生み出していたのが「CA-TON」という商品。まずは収納ボックス、そしてそのボックスに貼り付けるタグ(シール)、そしてアプリ。アナログとデジタル混在している。これで何ができるのかというと、蓋を開けずにスマホのアプリで中身を確認できる収納ボックスとなるのだ。

記事:新たなものづくりの幕開け ~GiftShow2020(Clickで飛べます)

その発想 に 皆がホッとする

関連記事:電子レンジ 利用時に便利な「 ホットスルー 」その発想 に 皆がホッとする

些細なところにアイデアのヒントが潜んでいて、ミトンと言いつつ、指先にはめるタイプで、「ホットスルー」という。有限会社カルチエの代表取締役 佐藤光子さんである。実は佐藤さんはこれまで色々アイデアを商品として具現化してきたのであるが、最近のアイデア商品はまさにこれ。

地方ならではの技術や特性を活かして商品に落とし込む

京都の「 京都烏丸六七堂 」は文具の魅力を、和紙の貼り絵の手法を使って表現しているところが真骨頂。例えば、ポストカードには、寿司ニッポンの食文化の定番「寿司」のデザイン。紙を愛し、紙で楽しみ、紙の未来を考えるブランドと謳うわけである。

京都烏丸

記事:京都烏丸六七堂 の 和文具 和紙 の伝統に今の息吹 新風を(Clickで飛べます)

その他では、富山で収穫される しろえび そして 富山米 。それらを礎に商品を作り、その地域に根差して、多くの人に慕われ、創業90年。それが 日の出製菓産業である。しろえびを使った煎餅である。このしろえびは「富山湾の宝石しろえび」と言われ、透き通った宝石のような姿をしている。素材が一級、自慢の逸品である。

しろえび煎餅

しろえび煎餅

記事:富山米 と しろえび に想い託して 日の出製菓 の富山愛(Clickでで飛べます)

ユニークな発想でちょっと気を引く

サンリオファーイースト が発表した「Ai-tatAマスク(アイタタマスク)」は ワッペン を 着脱 できるマスクである。その着眼点に脱帽である。

サンリオファーイーストのマスク

記事:サンリオファーイースト ワッペン を“着脱”できる マスク(Clickで飛べます)

他にはミニチュア家具のキットで、誰でも、ミニチュア家具を作れる仕様になっている。だから、本格的なジオラマだって、簡単に作れるのである。

記事:小さな 小さなドール家具 店が生まれた不思議な 理由(Clickで飛べます)

そして、斬新な発想といえば、クラウドファンディングである。磁石ってこんな使い道があるんだな、と思った。アメーバのように自由自在、変幻自在に形を変形する磁石である。商品名を「SPEKS.」という。写真のように、ぐちゃっと崩すこともできるし、綺麗に四角に固めることができる。

記事:クラファン で みつけた! Mantaフォームローラー SPEKS.(Clickで飛べます)

「ツイステ」など話題のキャラクターグッズも

「 ツイステ 」とは「ディスニー ツイステッドワンダーランド( ツイステ )」のこと。この中で出てくる寮ごとの紋章をモチーフに作ったのが、写真の「インカードケース」である。同コンテンツの魅力の一つである、キャラクターの個性を前面に使ったデザインである。

ツイステは2021年に向けて期待のキャラ

ツイステは2021年に向けて期待のキャラ

記事:ツイステ 商品 や 窓あり スマホケース 楽しさ満載 携帯周り(Clickで飛べます)

 他には、最近、キャラクター系を強化している「GEEK WONDERS」で、ゴミ袋の妖精「 コミミちゃん 」。

 顔自体がゴミ袋風で、結った頭がチャームポイント。環境にも優しく、為になる生活の知恵を、Twitterとインスタグラムで発信するなどしていて精力的。見た目の可愛らしさだけではなく、SDGsなどを考えると、今の旬を抑えているとも言える。

風呂敷のようなコミミちゃん

風呂敷のようなコミミちゃん

記事:コミミちゃん ら GEEK WONDERS の異彩なキャラ戦略(Clickで飛べます)

 その強みは、地方であったり、他にはない視点であったり、SNSを通じた話題性だったり、と様々だが、そのそれぞれで商品は輝いている。売り場、戦略に合わせて、それらの魅力を最大化させて、コロナ禍に悩む世の中を、楽しく演出していきたいものである。

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