ちぎロール、himekuriなど、ユーモア文具 は心躍らせる老若男女の “おもちゃ”になる
文房具って普通に書くためだけに使うのは勿体無い。お金をかけることなく、おもちゃみたいに心躍らせる要素を持っているからだ。今日はそんな気持ちを高めてくれる 大人の文具 について取り上げてみた。
まずは冒頭の写真にある株式会社マインドウェイブの「ちぎロール」。「シール+マスキングテープ」という新しいカテゴリーの商品である。その名の通り、手で簡単にちぎれるミシン目入りのマスキングテープで、デザインに合わせてミシン目を入れているのが特徴である。
ちぎった後もきれいなダイカットのピースとして使えて、通常のマスキングテープとしても使えるから、幅広いデコレーションを楽しめるというわけである。しかも、商品開封後に本体を収納しておけるブリスターケース付き。テープの粘着部分にほこりなどが付着する心配もなく、きれいな状態で保管しておくことができます。サイズもコンパクトなので、かさばらない。
続いて、
株式会社平岩の「ぽちぶっく」で、ポチ袋が一冊の本になっているというものである。ポチ袋はお年玉やメッセージカードを入れたりするイメージだけど、それが本になって少し頑丈になっているので、本体を守ってくれる。
結構、ポチ袋はシワになることも少なくないけど、この仕様であれば安心で、例えば、サービス精神旺盛な人はいつもこれをバッグに忍ばせてサッとプレゼントできれば、相手の人にも喜ばれる。そんな使い道を意図しているのである。
株式会社ケープランニングの「himekuri」は、付箋を日めくりカレンダーにしたというアイデア。
1週間ごとに色(背景色)が変化する工夫をしており、しかも、365日全て絵柄が変わる徹底ぶり。毎日めくることが楽しくなるわけです。勿論、付箋なので、365枚全てに付せん加工が施されている。考え方によっては、剥がしても再利用できる、新しいタイプのカレンダーともいえよう。
使い道としては、食品に貼って開封日を記録するなど、考えるだけでワクワクしてくるではないか。
昨今はデジタル化だけど、ちょっとした文具で、楽しく身の回りを演出しても面白いのではないか。
今日はこの辺で。