国際宝飾展で発掘 TOKYO2020 眩しい純金小判
「え?小判なんですか?」。IJT(国際宝飾展)で思わずたずねてしまった。ジュエリーといっても様々。ナガホリの商品ラインナップで正真正銘、 純金の小判。「TOKYO2020 東京オリンピック2020」仕様で作られた。記念のアイテムに相応しく、富裕層に大変よく売れるのだとぁ。
江戸時代から続く伝統の技法
まずは、TOP画像がその小判。約40×25mmサイズの純金。これらは、江戸時代から続く伝統技法「ヘラかけ」で職人が一個一個、手がけ、その金額は200,000円である。
そして、小判だけではない。上の商品はエンブレムの一部分を切り取ったクロッピングデザイン。それを、ダイヤモンドで表現したペンダントである。これらのサイズは32×13mm(チェーン2連45cm)。このようにして、デコルテを鮮やかに彩る。これで800,000円である。
ミッキーのジュエリーもお手のもの
要は、ナガホリという会社は技術力と挑戦のバランスが絶妙なのだ。キャラクターグッズというと子供のイメージ。だが彼らの手にかかるとディズニーの商品もこうなる。
10金のペンダント。ペンダントトップがミッキーマウスやミニーマウスになっている。2021年のSpring Summerの新シリーズだ。その舐めらなフォルムはミッキーマウスの特徴的な鼻先まで忠実に再現。表情豊かな顔つきは職人技であり、ファンに納得の出来栄えである。
プリンセスの雰囲気に調和するペンダント
続いて、こちらはプリンセスの物語のキーアイコンをモチーフにしたジュエリー。シンデレラといえば、ガラスの靴。彼らはそのモチーフに一粒のダイヤモンドをあしらった。プリンセスに相応しい女性らしいペンダントである。かぼちゃの馬車のモチーフにはピンクのハートのワンポイントをつけて、女性好みに仕上げている。
このように、ジュエリーは特別なもの。それだけに、勿論、人を選ぶだろう。ただ、その分、その価値を持ってオリジナリティに溢れる独特な職人技は、意外性を持って僕らを楽しませてくれるのだ。
今日はこの辺で。