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時代を読む 特集

【まとめ】 ギフト・ショーの軌跡――創意工夫とトレンドが交差する商品たち

東京インターナショナル・ギフト・ショーは、日本最大級のパーソナルギフトと生活雑貨の見本市です。時代ごとのトレンドや独自性が光るアイデアが詰まった商品が一堂に会するこの場は、商品企画の未来を探る絶好の機会です。斬新な切り口だったり、逆に、昔ながらの伝統を重んじていたり、その先に見られる商品は実に様々。かと思えば、才能のある作家もいて、コンテンツの奥の深さを実感したり。今回は、年々進化するこのショーから数々の物語を紐解きます。

1. 東宝、自慢の「ゴジラ」で自社商品を引っ提げ ~GiftShow 2024秋

2024年、東宝が「ゴジラ」の自社商品を初めて引っ提げて参戦。ブランドを育てるための覚悟と新しい挑戦の背景に迫ります。独自商品の開発が進む中、ゴジラブランドのさらなる価値向上に向けた意気込みが伝わります。

記事:東宝、自慢の「ゴジラ」で自社商品を引っ提げ「ギフト・ショー」に参戦

2. ギフトショー開催/そのコンテンツが受け入れられる理由 ~GiftShow 2024秋

ピーターラビットや「間違いだらけの博物館」が示す、キャラクターを軸としたプロモーションの可能性を考察します。販促物や商品化の新たな視点が、来場者に新鮮な驚きと共感をもたらしました。

ギフトショー開催/そのコンテンツが受け入れられる理由

3. 地味な中にも光る中小企業の努力と個性 ~GiftShow 2023秋

木製玩具や圧縮タオルなど、地道な努力と個性が光る中小企業のいぶし銀の才能を取り上げます。手作業に込められた熱意や工夫が、他にはない価値を生み出しています。

記事:地味な中にもきらりと光る燻し銀の中小企業の努力と個性 ギフトショー2023秋

4. ギフトショー 創意工夫で引き出す商品の違った一面 ~GiftShow 2023春

「OMOSHIROI BLOCK」や「耕人」など、創意工夫が光る商品の裏にあるストーリーを紐解きます。斬新なデザインと時代を映すテーマが、プロダクトに新しい命を吹き込みます。

記事:ギフトショー 創意工夫 で引き出す 商品の違った一面 商品企画のヒントここに

5. 大人の女性の心を掴む「麗しのアンジー」の世界観 ~GiftShow 2022秋

SNSで成長した「麗しのアンジー」が、等身大の女性像を映し出しながらファンを拡大。ライセンス商品の戦略に注目します。時代の流れを巧みに捉えたマーケティングが、アンジーの独自性を引き立てました。

大人の女性の心を掴む 麗しのアンジーの世界観 ギフトショー・キャラクター事情

6. タオルの刺繍から始まる丸眞の商品力 ~GiftShow 2022秋

「トムとジェリー」のファニーアートを軸に、丸眞のキャラクターグッズの魅力と企画力を紹介します。伝統的な刺繍技術がキャラクターと融合し、商品に高い付加価値を与えています。

記事:タオルの刺繍から始まる丸眞の商品力 キャラクターの価値を存分に活かす

7. 生活の変化で視点が変わり素材の価値が更新される ~GiftShow 2022春

貝殻型鍋つかみや紙製のお皿といった素材と視点を活かした商品が生活の変化に対応する様子を描きます。新たな視点が、伝統的な素材に現代的な用途と魅力を加えています。

関連記事:生活の変化で視点が変わり 素材の価値は時代に合わせて更新される ギフトショー見て歩記 2022 春

8. ニッチな視点が光るキャラクターグッズ ~GiftShow 2022春

「にじどうぶつ」や「NEKONOBA」のような、個性豊かなキャラクターが新たな市場を生み出す様子を追いました。SNSを起点に広がるニッチな商品が、多様な消費者層を巻き込んでいます。

記事:ニッチな視点 きらり光る雑貨 輝くキャラ ギフトショー 2022春 見て歩記

・SNSだけで判断されない作家の発掘

FEWMANYが久々に出展し、地道にキャラクターや作家の才能を発掘する姿勢を見せていました。近年、SNSでのセルフプロデュースが評価される時代となり、多くの可能性が広がる一方、商品化にふさわしい作家をイメージから逆算して選び、SNSだけに頼らない評価を心掛けているそうです。

記事:SNSの外側の価値に光を当てる 「 FEWMANY 」の“作家”愛(Clickで飛べます)

9. 見た目を裏切る商品群 ~GiftShow 2021春

意表を突くアイデア商品が集う中、ブーメラン飛行機やUV除菌ボトルといった驚きのプロダクトに注目しました。一見シンプルな見た目の中に込められた意外性が、日常を豊かにする発見をもたらします。

ギフトショー春

ギフトショー春

記事:一見すると…でも! ギフト・ショー で見た 変わり種商品(Clickで飛べます)

「テープノフセン」

「テープノフセン」

記事:メーカー 輝く いぶし銀の 技術力(Clickでで飛べます)

10.創意と工夫のアイデア集~Gift Show 2021秋

・その発想 に 皆がホッとする

些細な家庭の中にアイデアのヒントが潜む「ホットスルー」。指先にはめるミトンとして注目されています。カルチエの佐藤光子代表が手掛ける最新作で、日常から生まれる独自の発想が光ります。

関連記事:電子レンジ 利用時に便利な「 ホットスルー 」その発想 に 皆がホッとする

・地方ならではの技術や特性を活かして商品に落とし込む

京都の「京都烏丸六七堂」は、和紙の貼り絵技法で文具の魅力を表現。寿司をデザインしたポストカードなど、伝統を大切にしながら新たな切り口で紙の未来を提案しています。

京都烏丸

記事:京都烏丸六七堂 の 和文具 和紙 の伝統に今の息吹 新風を(Clickで飛べます)

・地元の生産物を菓子に変えて価値に変える

富山の「日の出製菓産業」は、富山湾の宝石と称されるしろえびや富山米を使った煎餅を手掛ける創業90年の老舗。地域に根差し、一級素材とアイデアで多くの人に愛されています。

しろえび煎餅

しろえび煎餅

記事:富山米 と しろえび に想い託して 日の出製菓 の富山愛(Clickでで飛べます)

・ミニチュアにあるリアルさに胸が高鳴る

きっかけはハリネズミ。飼い主が撮影用に作ったミニチュア家具がファンに支持され、誰でも組み立てられるキットとして広がり、本格的なジオラマも簡単に楽しめる商品となりました。

記事:小さな 小さなドール家具 店が生まれた不思議な 理由(Clickで飛べます)

・磁石を使って変形を遊ぶ

そして、斬新な発想といえば、磁石ってこんな使い道があるんだな、と。アメーバのように自由自在、変幻自在に形を変形する磁石なのです。商品名を「SPEKS.」という。写真のように、ぐちゃっと崩すこともできるし、綺麗に四角に固めることができる。

記事:クラファン で みつけた! Mantaフォームローラー SPEKS.(Clickで飛べます)

11. 新たなものづくりの幕開け ~GiftShow 2020春

デジタルとアナログが融合する「CA-TON」をはじめ、商品と時代の交差点を感じさせる展示の数々に注目しました。商品に込められた情熱と背景が、時代ごとの課題と期待を映し出しています。

関連記事:新たなものづくりの幕開け ~GiftShow2020

ギフト・ショーは時代の流れと共に商品や企画の新たな可能性を見せてくれます。読み進めるほど、それぞれの商品やプロジェクトが持つ背景と、未来に向けたヒントが浮かび上がるはずです。ぜひ、一つひとつの物語をお楽しみください。

今日はこの辺で。

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