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創立3周年!辻信太郎さんみたいになりたくて

なけなしの自己資金で立ち上げた株式会社team145が今日で創立3周年。
8月末で第3期決算も終えました。3期連続黒字で少し税金も納められます。

メディアを創刊したけど、記事一本幾らって商売はせずにきました。
記事広告じゃ、僕の良さが消える気がしたから。関係性を深めることで、いい記事を書こうと。幾らか払ってコミュニティに入りませんかと呼びかけたのです。無謀ですよね。

人を重んじる仕事にこだわるのは、サンリオの創業者、辻信太郎さんの影響。
新卒で記者になりたての僕は、彼に、サンリオを起業した理由を聞いたのです。

すると子供の頃に感じたプレゼントの素敵さを、語ってくれたのでした。

「贈り物を受け取る人は、当然、嬉しいよね」と。

僕がうなづくと「でも不思議と渡す人たちも皆、幸せそうな顔を浮かべていたんだよ」って。だから、この人たちの間に入って、ギフトを事業にしたいと思ったと。

それで、「サンリオのお店を見てごらん、だからGiftGateっていうんだよ」って。

この人みたいになりたいと思いました。

けど、真似は嫌だから、色々Try。記者をやめて、モデルの矢野未希子さんとジュエリーを手がけた事もありました。

失敗の末、掴んだヒット以上に、嬉しかったのは大先輩の言葉。

「娘にジュエリーをプレゼントしました。あれだけ笑顔を交えながら、楽しく娘と会話をしたのは久しぶりです。ありがとう」。

メディアもそう。書く相手と読む人、両方に気づきと笑顔をもたらす“ギフトみたいな文章”でありたい。

そして人を重んじるとは何かと編み出した事業でした。コミュニティに入る人も出て、このメディアに存在意義を感じてスポンサードをする会社も現れ、涙が溢れる想いです。

皆の“明日”が楽しみになればいいなと祈念して。人を大事に、記事を大事に。ありがとう、皆さん。おかげで今日があるし、未来を描ける。

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145はマガジンは「ヒットの生まれ方と育て方を考えるメディア」。キャラクターなどのコンテンツ関連と新しい小売りの最新情報、商品開発の実態を追うメディアです。
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石郷 学

株式会社 team145 代表取締役 

ジャパンEコマースコンサルタント協会 客員講師 

776.fmラジオ『connect』準レギュラー

Next retail Labフェロー 

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