素敵なお店にはそれぞれに通い合う「心」がある。
青空のもと、桜が舞う、さがみ野にやってきた。向かう先は「ロリアン洋菓子店」。
ずっと来たいと思っていたから。ちょうど相鉄・東急新横浜線の開業で、僕の沿線とも近くなった（実は東急ファンww）し「今だ！」と思ってきちゃいました。ランチまでご一緒して楽しかったー。
お菓子は必需品じゃない。でも、一方で、人の心に残るかけがえのないものになりうることをこの店は教えてくれます。店長の小島さんの言葉には、真心を感じるんだよなぁ。
僕は「防災備蓄クッキー缶」の話が好き。
東日本大震災の直前に、東北地方のお客様に届いたクッキーは避難所での救いになった。被災して、食料品不足を救っただけではなく、笑顔を浮かべなかった子供が、そのクッキーを見て、笑顔になった。
お菓子が持つ価値を知った小島さんは、通常商品でも、備蓄できるようにと、お店にその設備を作って、商品を作った。それが「防災備蓄クッキー缶」。そしてその商品を買ってくれた最初のお客様が、そのきっかけをくれたお客様。
何てドラマチックなんだろう。素敵なお店にはそれぞれに通い合う「心」がある。
