時代を読む 特集
【特集】 SNSから キャラクターのヒットが生まれる時代
常識では考えられなかったキャラクターが脚光を浴びています。大きくプロモーションをかけて、本格的にやるのでもない。また、文具のキャラクターでもありません。SNSから火がついて、瞬く間にキャラクターグッズも出てしまった。そんな時代に当事者たちに、話を聞きました。
TikTok73万人のフォロワーの成瀬くんらがサンリオと組む現実
「TikTok」の人気者が来てくれました。成瀬くん(写真右)は73万人のフォロワー。ほまれくん(写真左)は13万人のフォロワー。
多くのファンに囲まれています。しかも彼らは若干10代の若者。特別な機材などなくiPhoneなどを巧みに使って、それを勝ち取りました。独自の発想を15秒程度の動画に込めて、掴んだ地位はあまりに大きかったのです。そうして、キャラクターの大御所サンリオを組むに至ったのです。
記事:成瀬 & ほまれ TikTok で掴んだ サンリオ と コラボ の快挙(Clickで飛べます)
脇役だった「ブルベア」がTikTokで主役の座を掴むまで
「TikTok」でチャンスを掴んだのはキャラクターもまたそうで、その一つが『ブルベア』です。
「ブルベア」とは、イラストレーターの”ちまきandもちいちろう”がデザインをしたキャラクター。人気ロックバンド「BLUE ENCOUNT」のグッズに使われたことでバンドのファンには認知されました。でも、世間では一部しか知らないはずのキャラクターなんです。しかし「ブルベア」はTikTokアカウントで、24万人のフォロワーを持つにまで至りました。
いかにして、そこに辿り着いたのかを追ってみました。
記事:TikTok24万フォロワーで掴んだ「 ブルベア 」のこれから(Clickで飛べます)
優しい“家族”を感じる アーティスト Foomiy
渋谷パルコのポップアップスペースでサンリオのキャラクター「 ポムポムプリン 」をみていて、少し絵のタッチが異なる“作品”が並んでいました。
それは Foomiy という名のアーティストが手がけたもの。Instagramで話題を集めた彼は、「ポムポムプリン」とのコラボを果たしたのです。イベントに直撃し、Foomiyさん本人に取材を試みたのです。
記事:ポムポムプリン に優しい“家族”を感じて アーティスト Foomiy
メッセンジャーアプリのキャラがもう一人歩き
もとはキャラクターに関しての知見があったわけではありません。けれど、チャットに可能性を見出し、そこでの交流を深めるために、編み出したのがキャラクターでした。1億ダウンロードを超えるキャラなどが誕生。思いがけず、多くのメーカーから商品化のオファーを受けて、ライセンス業を始めたというのがMintoの水野社長です。
まさに予想もしないところからビジネスが生まれたその秘話に迫りました。
関連記事:キャラクター 業界の DX 革命 はいかにして推進するか Mintoの挑戦
TikTokでこそキャラクターは活きる「あさみみちゃん」
TikTokを舞台に300万人以上のフォロワーを抱える「あさみみ」ちゃん。そのプロデューサーを務めているのがアダビト代表取締役 後藤颯太さんです。
彼はカートゥーンネットワークの作品などを見て救われたといいます。なぜ救われたのか。語弊を恐れずいうなら「内容を深く考えることなく、楽しめた」からと。だから自分もそういう仕掛けができれば、きっと世の中のニーズに応えられるはずだというのです。
そのニーズに合致していたのが、TikTok。そこに何か特別な意味を持つよりも、直感的にその仕草などで楽しめる。だからその舞台にTikTokを選んだというのです。
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