時代を読む まとめ
【まとめ】森ビルの「ヒルズ」に潜入 際立つ文化の提案に時代を見た
新しくオープンした「麻布台ヒルズ」のプレスの発表会に行ってきたし、その後の虎ノ門ヒルズステーションタワーにも訪問した。こういう時代なのだなと思ったのは、商業施設というより街なのであり、これから商業施設は、その地域に密着して、街を形成していく。小売店もあれば、ミュージアムも、病院も、公園も学校もある。その店ひとつとっても、こだわりを訴求する。スルーしてしまえば、気づかない価値を拾い上げるのが今の時代。
まさに街である
簡単に、麻布台ヒルズに関して説明したのがこちら。なにせ、この商業施設を堺にして、道路までできた。まさに街である。
記事:もはや街だった。文化を育み、新しい価値を受け入れる「麻布台ヒルズ」
街だから文化を伝える
文化を伝えるから、アートなどを重んじる傾向がある。国内でも、ここだけしかないアートの拠点を設けているのが、特徴。例えば集英社の「集英社漫画ヘリテージ」、チームラボのボーダレスなど。
記事:集英社の漫画の視点、チームラボのデジタルの切り口 など、斬新アートで人を育む「麻布台ヒルズ」
小売店も想いをよりわかりやすくダイレクトにリアルに託す
それは小売店でも同じ。売ることよりも、自分たちの考えを店で表現するようなお店が多い。多様性が謳われる時代ではあるけど、そこには各々の大事にしたい想いがあって、そこに学びを得るべきだろうと。
記事:チョコやケーキの素材と製法、ビーガン等の切り口、多様な価値観を「食」に込め「麻布台ヒルズ」
食のこだわりに文化がある
こちらは、ヒルズはヒルズでも、虎ノ門。ステーションタワーに関しては順次、お店をオープンさせていて、飲食のフロアが2024年1月にオープン。そこにも各所、思い思いにある文化をどう伝えるかに配慮するお店の姿がありました。
記事:個性は随所に “虎ノ門ヒルズ ステーションタワー” 名店の食のこだわりを様々な角度から紐解く
そして、期間限定ながら、蜷川実花さんのアート展なども、その場所を彩る。