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渋谷・商業施設「Shibuya Sakura Stage」23年11月30日竣工

 渋谷の新たなランドマークとなる新施設名が「Shibuya Sakura Stage」に決定した。同施設は2023年11月30日に竣工。それ以降順次開業し、2024年夏店舗等がおおむね開業する。揃った頃には、まちびらきのイベントを実施する予定である。

100年に一度の渋谷再開発

本再開発事業は、100年に一度とも言われる再開発の一環。渋谷駅中心地区の都市基盤整備を完成させるための重要なプロジェクトである。

これから生まれ変わる桜丘のまち。桜を愛して皆で楽しむ日本人の心を大事にしたい。そして、さまざまな個性が集う渋谷。働く人・遊ぶ人・住む人、すべての人が主役となり、自らのものがたりを発見・発信する舞台でありたい。

「Shibuya Sakura Stage」にはそんな想いがある。

施設を軸に街を形成

同施設は、「働・遊・住」を兼ね備えた大規模複合施設。オフィスや、最先端のトレンドやカルチャーを創出・情報発信する商業施設に加え、住宅を整備する。

まちの分断や地形の高低差を解消。周辺地区とのバリアフリーなつながりのために、渋谷駅の新たな交通拠点を担うJR線の駅舎の整備に協力している。

JR渋谷駅の新改札口からのアプローチとなる(仮称)北自由通路。そして国道246号を横断する渋谷駅西口歩道橋デッキ。これら東西方向、南北方向の回遊動線の構築を行う。そうすることで、周辺地区とのつながりを回復。大規模ターミナル駅に相応しい交通結節機能の強化、歩行者の利便性・安全性の向上を図るわけだ。

街がもっと回遊しやすくなる

また、都市計画道路(補助線街路第18号線)横断のための歩行者デッキの整備。そして、それに加え、周辺地区と連携した縦軸動線「アーバン・コア」を整備。駅とまち、地下と地上を結びつける歩行者動線の要となる。周辺全体の回遊性の向上を図り、代官山や恵比寿といった後背地への接続を実現する。

なお、施設周辺は、おおきく分けて、AとBの二つの街で形成。A街区の名称は「SHIBUYAサイド」。B街区の名称は「SAKURAサイド」。

「SHIBUYAサイド」にA1棟「SHIBUYAタワー」、A2棟「セントラルビル」が建設。「SAKURAサイド」にB棟「SAKURAタワー」、そしてB先端棟「SAKURAテラス」が建設される。

参考:渋谷パルコ 文化を醸成 する“ショップ” リアルとネットの垣根を超えて