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【まとめ】感じる場所 それが“PARCO”カルチャー

 渋谷パルコは、生まれ変わった。今から50年前に渋谷に カルチャー をもたらした「 渋谷PARCO 」。そこでの光景然り、パルコはありがちな百貨店ではない。ものを買う場所であって、ものを買う場所ではない。ものを買いながら、感じる場所なのです。

渋谷の街にカルチャーをもたらすパルコ

様々なカルチャーを柔軟に受け入れるPARCOらしいお店。まさに「Nintendo TOKYO」はそうではないでしょうか。

子供の頃から僕らにたくさんの夢を見させてくれたゲームキャラが一堂に会して、僕らを迎えてくれます。見ているだけで、冒険心がそそり、胸が高鳴ります。フードエリア然り、一つ一つが先進的であり、感覚的刺激をもたらしてくれる場所なのです。

渋谷パルコにある任天堂の公式ショップ

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・パルコ でデジタルを推進できたその舞台裏

こちらはPARCOの戦略の話です。パルコで数々の取り組みをしてきたJ.フロント リテイリングの執行役常務に就任した林直孝さん。こんな面白い表現をしました。

1+2=3 に対して1×2=2。デジタル化って「掛け算」だと。元の数が大きくなければ、何をかけてもそれほど足し算とかわらない。1の部分が大きくなるほど、その数値は格段に大きくなる。つまり、1に相当する「自分達の強み」は何か。は、そうやってデジタル化の本質を語っていました。

例えば、ミュージアム。リアル会場ではAR体験でアーティストやタレントなどと一緒に撮影できます。つまり、場所を最大化させるデジタルの取り組みで付加価値を高めます。一方で、ネット上ではリアルと同じスペースを用意しつつ、ネット独自の部屋に入れる仕様にしています。両者はもはや共通のベースがありながら、別物。だから、各々別で入場料はもらっています。なるほど。

商業施設のデジタル化の深層 パルコがその強みを“掛け算”して伸ばせた理由

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