【記事の舞台裏】一貫性が時代を超える──AMS社長・村井さんとの雑談から得た本質

先日、145マガジンでAMS代表取締役・村井伸一さんのインタビュー記事を公開しました。
👉 TSUTAYA創業メンバー・AMS社長・村井伸一が語る「成長とECの本質」
けれど実は、あの記事で語った“構造”の裏には、もっとざっくばらんな“雑談のような時間”があったんです。
雑談の中にこそ、思想が滲んでいた
村井さんとの取材は、予定していたインタビューというより、延々と続く雑談のような時間でした(笑)隣にいた古田さんに、「あんな感じで記事、書けるんですか?」と笑われたほど。
でも、僕にはちゃんと見えていた。村井さんの話の中にある“共通点”と“一貫性”。
「勝負」とは、博打じゃない。「見抜くこと」だ
彼の話を聞きながら、改めて思ったのは、大きな勝負をするには、相手を深く見て、絞り込む勇気が必要だということ。それはバイヤーとしてスタートした「鈴屋」時代から今に至るまで、一貫して彼が大切にしてきたスタンスであり、だからこそ、流行に惑わされず、今もなお“最前線”に立ち続けられるのだと思いました。
68歳。「時間があるならバイクに乗りたいんだよ」って言って笑ってた
そのひと言に、“どれだけ仕事をしても、人生は遊び心で成り立ってる”という村井さんらしさがあって、僕はなんだか、すごく嬉しくなってしまったんです。
最後に──「人の話の裏側を、どう拾うか」が編集の醍醐味
記事では、村井さんの戦略や考えをロジカルに伝えました。でもここでは、“言葉の行間に漂っていた空気”を残したかった。それが編集者としての僕の役目であり、このメディアを“人と思想が交差する場”にしていくという想いでもあります。
村井さん、ありがとうございました。そして、これからもどうかよろしくお願いします。