ラブ東海──出張先で出会った人たちの“覚悟”と“優しさ”

145マガジンでは、取材の合間に出会った人たちの言葉や表情、そして心に残った瞬間を丁寧に記録しています。
今回は、楽天うまいもの大会(名古屋)での取材をきっかけに訪れた東海地方での出来事から、あらためて人の力を感じた数日間を綴ります。
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恵那の「栗カフェ」で見た、覚悟の景色
出張の最後、案内してくれたのは、良平堂の近藤薫さん。
10月に開店したばかりの「栗カフェ」へと連れて行ってくれました。
見渡す限りの自然、目の前には栗の木。
そしてその場で振る舞われたのは、恵那の名物「栗きんとん」──。
それは、地元の人たちに愛されて育てられたお菓子が、
催事やECを通して広がり、いま再び“原点に還る”かのようにして、地域とつながっていた瞬間でした。
近藤さんはこう語りました。
> 「皆からはおめでとうと言われるけれど、経営者としては、新しい責任を背負った気がしているんです」
その表情に、言葉以上の“覚悟”を感じました。
👉 [栗きんとんを原点に、利益ある未来へ──良平堂の栗カフェ挑戦記]
“つなぐ”を実感した名古屋での再会と出会い
名古屋では、昔からお世話になっているメーカーの社長、プランドゥの山中さんに再会しました。
そこにご一緒したのが、チームメイトの一員でもある榊さん(インサイトアイズ)。
山中さんは自ら培ってきた地道で緻密なノウハウを惜しげもなく披露してくれて、
榊さんも「めっちゃありがたい」と感激してくれて。
それを見ながら、こういう“惜しみなく渡す優しさ”が、その人の価値なんだなと、しみじみ思いました。
実は山中さんについては、以前145マガジンでも記事にしています。
“売れる理由”の裏にある独自性と、生活者に向き合う姿勢が印象的だったのをよく覚えています。
👉 [生協でも大ヒット!プランドゥの山中さんに聞く、“売れる理由”の裏にある独自性]
あらためて今回の再会を通して、その一貫した人柄に触れ、
彼が届ける商品が多くの人に愛される理由が、また一つ腑に落ちた気がしました。
ぷーさんと、しょーもない話(とちょっと真面目な話)
そして最後に会ったのが、チームメイトでもある「ぷーさん」こと榊原さん。
iPad片手に、珍しく(?)真面目な話もしつつ、 気づけば8割がしょーもない話で終わるという、なんとも幸せなひととき。
でも、そういう“くだらなさ”の中にも信頼があって、
人って、こういう時間を経て繋がっていくんだなと、改めて感じました。
最後に──うまいもの以上に、人のあたたかさを持ち帰った
帰ってきて感じたのは、
この出張で出会った人たちの、行動力と想いの強さに心を動かされたということ。
楽天の「うまいもの大会」ももちろん素晴らしかったけど、
その周りで、言葉にならない“人の良さ”を何度も感じたことが、今回の一番の宝物でした。
👉 [うまいだけじゃない、届けたい理由がある──楽天うまいもの大会に見た「店の声」]
僕のまわりには、本当に魅力的で、人間想いな人たちがたくさんいる。
改めて、そう思えた出張になりました。
あざっっすー!ラブ東海!