クラシコム、ファッションD2Cブランド「foufou」を子会社化

クラシコムは、この度、ファッションD2Cブランド「foufou」を2023年8月1日より子会社化することを決定した。ライフカルチャープラットフォームの拡大とプロダクトブランドの可能性を追求するため、2016年にデザイナーであるマール・コウサカ氏によって設立されたファッションブランド「foufou」である。

「foufou」は、SNSを効果的に活用したEC販売を主軸にしたD2Cブランドでありながら、全国各地で商品を販売する前に試着会というリアルイベントを開催。2022年には東京・祐天寺に実店舗をオープンするなど、Web上にとどまらない展開で成長を続けている。

「foufou」のブランドコンセプトは、「健康的な消費のために」であり、効率的なマーチャンダイジングにより、着実に売上を成長させながら、創業から継続して、ほぼ100％を定価で販売し、ほぼ廃棄ゼロを実現しているのだ。

また、「foufou」は、世界観を表現するWEB記事や動画、ライブコマースなどのコンテンツを多様なエンゲージメントチャネルで発信し、顧客とのつながりを築く「ライフカルチャープラットフォーム」を形成しており、「北欧、暮らしの道具店」と同様の特徴を持っている。

仕入商品とオリジナル商品の両方に取り組み、セレクトショップのような商品構成で成長してきた「北欧、暮らしの道具店」。それに対して、プロダクトブランドとして確立した「foufou」。これが新たに仲間入りすることで、新たに海外進出や卸売業などの展開に可能性を模索。その上で、当社が培ってきたマーケティングや効率的な事業運営などのノウハウを活用し、共に成長するシナジーを生み出していくこととなるだろう。