見ている人を勇気づける文章。
以前、化粧品に関わる人から、こんな話を聞いた事があります。
老人ホームで一人輝く人がいた。なんでだろうとみたら、その人は口紅をしていた。化粧品は人を元気付けるんだと思ったし、だからその仕事をしてみたいと思ったと。
僕もまた、想いを込めた僕の文章が書いた相手と読む人にとっての“口紅”になれたら、と真面目に思います。
僕は、起業する前、ECのミカタというメディアで編集長を務めていて、そこには心底、感謝しています。
それでもメディアを立ち上げるわけ
ただ、人生は一度きり。僕の記事の書き方、考え方にファンがいるので、自らの力を信じて挑戦することにしました。
僕の場合はまず、人が第一。書くこと自体よりは、いろんな人と出会うのが嬉しい。だから、“聞き上手”なのかもしれない。それで気持ちよく話してくれる。すると、自分で咀嚼することがまた楽しくなり、それを言語化したのが、Columnの記事です。
結果、全く異なる人の意見なのに、頭の中で繋がって自分の意見で語ると「学びになる意見だね」そう人から言われるようになって、講演のオファーが来て「喋る人」にもなりました。
現場で携わってきた経験からなる記事の説得力
また、僕は挫折も多いから勇気づける言葉を心掛けていて、その中身に愛情があると言われるようになった。それは僕の武器となりました。
記事は説得力が売り。過去、小売、ライセンス、ものづくりを現場で触れてきた(参考)からこその説得力。
店については「店談」、ライセンスについては「キャラ談」、商品やサービスについては「商品談」と三つに分けて、本質を紐解くというのがこのメディアの骨子です。
記事を通して人の価値を上げる
そして、事業にしていく上で、どうすればもっと自分に正直に書くことができて、活字に信用が生まれ、人を勇気づけられるだろう。そう考えた時に、コミュニティという発想に着地しました。
僕の書く記事の価値観に共感してくれる人に、集まってもらう。そしてその人たち同士が讃え合える場を作り出す。一方で、赤字にならない程度に、その集まる各々の人からお金をいただくことで、そのお金をコミュニティの運営に充て、メディアを続けていく。
そのコミュニティの名は、チームメイトと名づけました。
記事で“繋がる”コミュニティ
記事の価値観に共感して“繋がる”
皆の価値を高め合おう。集まることで、できることがあるはずだ。それがチームメイトの精神。
チームメイトで、共感するもの同士が一堂に会する目的。それは、互い持っているものを持ち寄ることで、そこから学びを得るためです。下記はヤマト運輸からの発信で、クロノゲート見学を企画。参加者全員は、それをきっかけに、各々の専門性のもとで語り合い、高めあいました。(参考)
また、個々の会社の魅力に気づかせるのが、145マガジンの取材です。その気づきをもとに、上記のような出会いの機会で、その価値を引き出します。チームメイトの詳細に関しては、こちらのページに譲ります。
記事は自分に正直に、想いを込めるから伝わる
創刊まもなく当メディアは「ほぼ日カルチャん」での取材をする機会に恵まれました。滅多にメディアのことにコメントをしない「ほぼ日」ですら、その取材内容についてTwitterで喜びをあらわにしてくれていて、胸が熱くなりました。
お分かりいただけたでしょうか。記事を通して人を讃え、敬い、その価値観に人を集めて、その運営が人々をもっと魅力的にしていく。それが145マガジンの姿勢です。
こうした考え方に至る僕(145)の経歴ついては「Who is 145?」をご覧ください。チームメイトに興味を持った方は、あわせてこちらをご覧ください。
※なおFacebookやTwitter も用意しています。それで価値観を確認してもらえたら。それで一致したら、是非チームメイトになって一緒に世の中を変えましょう。