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【まとめ】AIが変えるビジネスと教育──D4DRフォーラムで見えた“実践者たちの未来戦略”

「AIが変えるビジネスと教育――中学生から経営者まで、実践者たちと描く未来展望」──そんなテーマのもと、2025年6月に開催されたD4DR主催のセミナー。生成AIやメタバースが加速度的に社会実装されていく中で、未来を“予測”するのではなく、“創り出す”ためのヒントが数多く語られました。

 登壇者はいずれも現場で実践を重ねるキーパーソン。このページでは、以下の4名の講演をもとに、それぞれの視座とテーマを深掘りした個別記事へご案内します。

まずは全体像を掴んでから、気になるテーマへ飛んでください。

1. 「バックキャスティングで描くAI活用の未来戦略」

藤元健太郎(D4DR株式会社 代表取締役)

 未来は待つものではなく、意志によって創るもの。藤元氏は、AI活用を「部分最適→全体最適→超越最適」と3段階に整理し、

未来起点で今を見直す“バックキャスティング”思考を提唱。「AIと何を創るか」に挑む企業・教育者への指針が詰まっています。

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2. 「生成AIは“問い”を磨く道具──日立が描くエンタープライズAIの本質」

松井豊和氏(日立製作所)

 AIは答えを持っていない。だからこそ、問いの質がすべてを左右する──現場で“使える”生成AIをどう企業インフラに落とし込むか。

日立の実践から、AIを「気づきの装置」として捉える視点が見えてきます。

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3. 「百貨店は“驚き”を売る場所へ──大丸松坂屋のAI×体験DX戦略」

林直孝氏(大丸松坂屋百貨店 取締役兼常務執行役員)

 “商品を売る”から“価値を共創する”小売へ──AIが支えるファッションのサブスク、メタバース活用、生成AIによる店舗エンタメ。

そのすべてにあるのは、顧客体験(CX)と従業員体験(EX)を掛け合わせた「体験経営」の哲学です。

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4. 「中学生起業家が描く、AIと共創する教育の未来」

近藤にこるさん(EdFusion代表)

 現役中学3年生にして起業家。“授業から起業へ”、そして“AIから教育の再設計へ”。にこるさんが見つめるのは、子どもが主役になれる社会。

生成AIを「自己表現のツール」として活用する、新しい学びの循環モデルが語られました。

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可能性を広げる相棒としてのAI

 このイベントで共通して語られたのは、「AIは目的ではなく、可能性を広げる相棒である」という視点。経営者も、教育者も、そして子どもたちすら、主体的にAIと向き合う時代が始まっています。

 どこから未来を描くか──その“はじまりの問い”を持つすべての人に、この4つの視座が届けばと思います。

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