大事なことは、現場にある──酒匂さんとの再会と、バックヤード東京で感じたこと

145マガジンでは、取材記事の裏側にある出会いや感情も、丁寧に記録しています。
今回は、ユウキノイン代表・酒匂雄二さんとの久々の再会をきっかけに、あらためて考えたことを綴ります。
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同じ時期に起業した“仲間”との再会
この日、再会したのは、EC支援に取り組むユウキノインの酒匂さん。
気づけば5年ぶり。お互い、同じ時期に起業し、今もそれぞれの道を走っている仲です。
再会の握手は自然と力がこもり、
「健在だね」なんて言葉を交わしながらも、心の奥では“同志に会えた嬉しさ”が込み上げてきたのを感じました。
彼も、「同じ時期に始めたからこそ、特別な思いがある」と語ってくれた。
こういう再会が、やっぱり一番沁みるんですよね。
「お客様との触れ合いの中にこそ、企業が大事にすべきものがある」
最近、僕があらためて感じていることがあります。
どんな業界でも、企業が本当に大事にすべきものは、
“現場の触れ合い”の中にあるんじゃないかということです。
特にこれからは、表舞台だけでなく、
バックヤードの人の奮闘こそが価値になる時代になる。
そう確信しています。
取材の裏で感じた“言葉にならない手触り”
実はこの日、バックヤードをテーマにした記事を公開したばかりでした。
👉 [どこで売るかより、誰に向き合うか──アイル「BACKYARD」で見えた時代の変化]
取材で感じたことと、酒匂さんとの会話がリンクすることで、
自分の中で「ああ、やっぱりそうなんだ」と確信に近づいた気がしたんです。
現場を信じる人たちと、“温度あるメディア”でありたい
この場をつくってくれたのは、アイルの本守さん。
そして、絶妙なタイミングで登場したフューチャーショップの安原さんにも感謝です(誕生日おめでとう!)。
言葉にはしなかったけれど、みんなの中に共通する“現場への敬意”が流れていたと思います。
最後は自然と145ポーズ。
笑顔の中に、ちょっとした覚悟みたいなものが混じっていて、
それがまた、なんだか良かったんです。
最後に
メディアの仕事は「書く」ことじゃない。
“見て、感じて、言葉にする”ことだと思うんです。
酒匂さんとの再会が、それをもう一度教えてくれました。