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名古屋、降臨──うまいもの大会で出会った、言葉と笑顔の数々

145マガジンでは、出張や取材の中で出会った人たちとのやりとりや、
その場の空気から生まれる“言葉にしがたい想い”を丁寧に記録しています。

今回は、楽天うまいもの大会(名古屋)の会場で、
短いながらも強く心に残った瞬間を、ここに書き記します。

「お茶漬けにはミョウガよ」

たらこの「みなと」さんのブースにいたとき、
僕にもお客さんが話しかけてきて、こう教えてくれたんです。

> 「お茶漬けにはミョウガを入れると、風味が出ていいのよ」
> 「魚のお茶漬けには特に合うのよ。だって、私は“主婦のプロフェッショナル”だから」

なんだかとても嬉しそうに、誇らしげに語ってくれたその言葉に、
僕は「へぇ、そうなんですかっ!」と、思わず驚きながら笑顔で返していました。

その瞬間だけで、この場に集まる“あたたかさ”がすべて詰まっていたように感じたんです。

現場に宿る、目に見えない“想い”

会場では、出展している店舗の方々が僕にまで手を振ってくれて。
その一つひとつのしぐさに、言葉にできないけど確かな好意と信頼が感じられました。

長く話すことはできなくても、
ほんの少しの会話や表情の中に、その人の想いがこぼれているのを、何度も目の当たりにしました。

なかには、短い言葉に込められた熱量に触れて、目を潤ませる瞬間もあったほどです。

書く理由を、改めて思い出す

帰り道、ふと自分の中に湧いたのは、こんな想いでした。

   

> 「人が好きだから、僕は、文章を書いているんだな」

企画とかSEOとか、もちろん大事なことはたくさんあるけれど、
その根っこにあるのはやっぱり、人の言葉や空気に心を動かされる瞬間。
それをちゃんと残しておきたい。それだけなんだと思います。

そして、145ポーズ

そしてなにより嬉しかったのは──
こんなにもたくさんの方が、自然と145ポーズをしてくれたこと。

この一体感が、ただの写真じゃなくて、信頼がつくった風景だということを、僕は知っています。

最後に

楽天うまいもの大会という“催事”の裏側には、
“想い”を届けようとする人と、素直に受け取る人との、あたたかい往復書簡のような時間が広がっていました。

そんな場に立ち会えたことに、心から感謝します。

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145が自らの考えを大事に、わかりやすく想いを持ってビジネスの本質に迫るメディアです。主に小売業、ものづくりとキャラクターライセンスを追っています。
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石郷 学

株式会社 team145 代表取締役 

ジャパンEコマースコンサルタント協会 客員講師 

776.fmラジオ『connect』準レギュラー

Next retail Labフェロー 

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