失敗を経験してこそ、大胆さの中に冷静さが生まれる
お隣には高橋理人さん。
先日、一緒にランチへ行きました。その時、高橋さんに「経営者に共通することって何ですか?」と尋ねてみたんです。返ってきた答えは意外にもシンプルで、「みんな失敗している」というものでした。
さらに、「失敗を経験してこそ、大胆さの中に冷静さが生まれる」ともおっしゃっていました。何かを続けるには、信念が必要なんだなあと改めて感じさせられました。
話題はリクルート時代のことにも及びました。当時の組織文化には心理学を重んじる側面があり、それが多くの起業家を輩出する土壌になっているのではないかと納得しました。組織の士気向上や企業の活性化だけでなく、顧客を喜ばせるために必要なのは、結局「人」への探究なのだと感じます。
また、優れた経営者ほど「運」を大切にしているとも語っていました。それでも、運やタイミングに頼らざるを得ない瞬間が訪れることが多い。そういう時、優れた経営者は現実を冷静に見据え、決断を下すのだと。その姿勢には深く考えさせられました。
保証された未来などない。けれど、自分を信じて進んだ先にある未来を掴むには、踏み出す勇気と諦めない気持ちが不可欠だと実感しました。
お話も、お肉も濃厚で。一つ一つを噛み締めながら、たくさんのことを考えさせられる素敵な時間でした。ありがとうございました!