レチノールを頭皮へ。レチスパが提案する“頭皮ケア発想”の新ヘアケア
株式会社エチオエルネスは、頭皮ケア発想のヘアケアブランド「レチスパ(RESP)」の発表会を開催した。ブランドの核となるのは、スキンケア成分として知られるレチノールを頭皮ケアに応用した点にある。
発表会では、泡立たないクリームシャンプーを中心に、頭皮美容液やヘアオイルを組み合わせたトータルケアの考え方を紹介。ブランドアンバサダーに就任したSixTONESの森本慎太郎さんも登壇し、実際に使用した感想やCM撮影時のエピソードを語った。
髪そのものではなく、髪が育つ土台である頭皮から見直す──。レチスパが提案する新たなヘアケアの考え方を取材した。
「頭皮にもスキンケアを」から始まった商品開発
発表会で商品開発担当の新藤氏は、レチスパ誕生の背景について説明した。
同社はもともとスキンケアブランドを展開しており、顧客との対話を重ねる中で、肌だけでなく髪や頭皮も人の印象や自信に大きな影響を与えていることに着目したという。
そこで同社が辿り着いたのが、「頭皮にもスキンケアと同じレベルのケアが必要なのではないか」という考え方だった。
その象徴となる成分がレチノールである。レチノールはエイジングケア分野で広く知られる美容成分だが、レチスパではこれを頭皮ケアに応用。単に成分を配合するだけではなく、カプセル化することでフレッシュな状態で頭皮へ届ける設計を採用した。
実際にシャンプーのクリーム内には赤い粒状のカプセルが確認できる。使用時に指でつぶしながら頭皮へなじませることで、ケアしている実感も得られるという。
スキンケア発想を頭皮へ持ち込む。今回の発表会では、その思想こそがレチスパの根幹にあることが繰り返し語られていた。
泡立たないクリームシャンプーが目指したもの
シリーズの中心商品となるのが「レチスパ クリームシャンプー」だ。
一般的なシャンプーは泡立てて洗浄するが、レチスパはクリーム状のテクスチャーを採用。頭皮へ直接なじませながら洗うスタイルとなっている。
特徴は、トリートメント不要のオールインワン設計にある。
新藤氏によると、髪の内側には補修成分が浸透し、外側はオーガニックオイルによってコーティングされるため、シャンプーだけで補修と保湿を同時に行えるという。
発表会では「サロン級の補修を1本で実現する」という説明も行われた。
また、使用前後の比較写真も公開された。パサつきやうねりのある髪が、ドライヤーのみでまとまりのある状態へ変化した例が紹介され、トリートメントを省きながら時短にもつながる点が強調された。

ブランド側は特に、うねりやパサつきに悩む層を主要なターゲットとして想定している。
忙しい日常の中で工程を増やすのではなく、むしろ減らしながらケア効果を高める。その発想もレチスパの特徴のひとつと言えるだろう。
頭皮美容液とヘアオイルで“土台から整える”
レチスパはシャンプー単体の商品ではない。
ブランド全体では、「整える」「洗う・補う」「育む」「守る・まとめる」という4段階のケア設計を掲げている。
シャンプーで洗浄と補修を行った後は、高濃度炭酸を配合した頭皮美容液を使用。頭皮を保湿しながら爽快感を与え、健やかな頭皮環境へ導くという。
さらにヘアオイルでは、ドライヤーやヘアアイロンの熱から髪を守りながら補修を行う。
発表会では「頭皮ケアから美髪への最短ルート」という言葉も紹介された。
従来のヘアケアは髪そのものの補修が中心だった。一方でレチスパは、髪の状態を左右する土台として頭皮環境を重視している。
美容業界では近年、肌・睡眠・食生活など“土台”への関心が高まっている。レチスパもまた、その流れの中で頭皮へ着目したブランドとして位置づけられそうだ。
森本慎太郎さんが語った使用感と時短価値
発表会にはブランドアンバサダーを務めるSixTONESの森本慎太郎さんも登壇した。
森本さんは泡立たないクリームシャンプーについて、「本当に洗えているのかなと思った」と率直な第一印象を明かしつつも、「洗い流した後の爽快感があり、ちゃんと汚れが落ちていると感じた」と語った。
また、「髪がまとまり、指通りが良くなった」「頭皮からケアされている感覚があった」とコメント。付属のスカルプブラシについても、「自宅でヘッドスパをしているような感覚だった」と振り返った。
サーフィンやダイビングなどアウトドアを趣味とする森本さんは、海水や紫外線によるダメージケアの観点からもシャンプーへの期待を語っている。
さらに、トリートメント不要で時短につながる点についても評価。「毎日のケアが楽しくなる」と話し、忙しい日常の中でも続けやすいヘアケアとしての魅力を紹介したのだ。
頭皮という土台から整える
改めて、頭皮ケアを起点に美髪を目指すレチスパ。今回の発表会では、レチノールやクリームシャンプーといった商品の特徴だけでなく、「髪そのものではなく、その土台を整える」という考え方が印象に残った。
結果だけを求めるのではなく、その背景にある環境へ目を向ける。そうした発想は、美容に限らず様々な分野で広がりつつある。
レチスパが提案するのは、髪を整えることだけではない。頭皮という土台から見直すことで、美しさとの向き合い方そのものを問いかける取り組みと言えそうだ。