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BASE、国内初のショップ間ドロップシッピング機能を拡張「販売パートナーApp」

「BASE」では、国内初となるショップ間ドロップシッピング機能「販売パートナーApp」に商品販売機能を追加し、9月17日より「セレクトショップ」での委託商品の販売が可能となりました。この機能は、商品を制作する「ブランドショップ」と、商品を販売する「セレクトショップ」が連携することで、それぞれの強みを活かし、効率的なネットショップ運営を実現するものです。

「販売パートナーApp」とは?

「販売パートナーApp」は「BASE」を利用するショップ間でのドロップシッピングを可能にする機能。

ドロップシッピングとは、ネットショップが自社で在庫を持たず、顧客から注文が入ると、商品の仕入れ元(メーカーや卸売業者)から直接顧客に商品を発送するビジネスモデルです。ネットショップ運営者は商品を仕入れて在庫を管理する必要がないため、初期コストが低く、リスクも少なく始められるのが特徴です。

この仕組みにより、ネットショップ運営者は販売とマーケティングに集中できるのが大きな利点なのです。

新機能の中身

繰り返しになりますが、在庫を持たずに商品を販売できるビジネスモデル。それをどうやって、BASEは実現するのか。

委託販売の仕組みについて簡単に説明しましょう。

• ブランドショップは「販売パートナーApp」を通じて、自社の商品を委託販売の対象として登録します。
• セレクトショップは、その商品に対して委託販売申請を行い、承認されれば商品を自分のショップで販売できるようになります。
• 商品の制作、在庫管理、発送はすべてブランドショップが行うため、セレクトショップは在庫リスクを負うことなく、販売に集中できます。

フル機能の提供

2024年9月17日から、セレクトショップが実際にブランドショップの商品の販売を行えるフル機能が開始されました。これにより、セレクトショップは販売した商品に対して、ブランドショップが責任を持って商品を顧客に発送する流れが整っています。

つまり、商品制作や在庫管理、発送は「ブランドショップ」が担当し、集客や販促が得意な「セレクトショップ」は、商品の宣伝や販売に集中できる仕組みになります。これにより、在庫管理の負担なく、商品を取り扱うことができ、ネットショップ運営の新たな可能性を広げます。

本格的な提供開始に先立ち、2024年7月4日から一部機能を提供しており、「ブランドショップ」が委託販売対象商品を登録し、「セレクトショップ」がその商品に対して委託販売申請を行うシステムが稼働していました。今回の機能追加により、「セレクトショップ」は「ブランドショップ」が許可した商品を正式に販売できるようになり、フル機能が解禁されました。

さらなる機能アップデートへ

「販売パートナーApp」は、「ブランドショップ」「セレクトショップ」それぞれの課題解決を目指し、今後も機能アップデートを順次実施予定です。この連携により、より多くのネットショップ運営者が自らの強みを活かしながら効率的にビジネスを展開することが期待されます。

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