全国対応の物流サービス強化へ―「クロネコゆうパケット」全国展開と「ネコポス」翌日配達の継続
物流サービスの進化は、顧客の利便性向上と社会課題解決のために重要な役割を果たしています。しかし、その過程で調整が必要となり、サービス内容や運用計画が変化することも少なくありません。ヤマトグループは、日本郵政グループとの協業を通じ、複数の配送サービスを展開しつつ新たな着地点を模索してきました。
「クロネコゆうパケット」の全国発売開始
まず、「クロネコDM便」は2024年1月31日をもって終了しました。その後、2024年2月1日から、日本郵便株式会社の配送網を活用した「クロネコゆうメール」が全国で提供開始され、現在も全量を日本郵便に配達委託しています。
さらに、2023年10月1日からスタートした新サービス「クロネコゆうパケット」は、日本郵便の配送網を活用し、2025年2月1日(土)から全国で利用可能となります。このサービスは、郵便受けに投函する手軽さを特徴としており、3日~1週間ほどでの配送を実現します。
一方、「早く届けてほしい」というニーズに応える「ネコポス」の全国翌日配達サービスは引き続き提供が継続されます。この方針転換により、2024年11月22日に案内されていた「クロネコゆうパケット」の翌日配達開始計画は見送られることとなりました。
今日はこの辺で。