楽天 ネット広告 効果 を“実店舗”購買で検証

リアルの購買行動に足跡をつけ、それを元にネットとリアルの垣根を超えて、お客様への然るべきアプローチを考え、その仮説と検証を繰り返す、そんな時代である。そこに一役買うのは、経済圏のポイント。楽天グループ株式会社(以下「 楽天 」)は ネット広告 の 効果 を“実店舗”購買に基づいて計測できる新メニュー「Instore Tracking」の提供を開始した。既存の価値を最大化し、生産性を高めていく新たな動きである。
この取り組みで重要なのは、今まで曖昧になりがちだったネット広告を、リアルでの行動により明確に測定できるようにするものである。ネット広告とは、企業が出稿するディスプレイ広告や動画広告などであり、では「その効果」をどうやって測定するのだろうか。
具体的には「楽天ポイントカード」に加盟している実店舗などの消費行動分析データ、あるいは「Rakuten Pasha」でお客様が送付したレシートデータのどちらかを選択して分析するわけである。これらは「RMP – Omni Commerce」に付随したサービスの動きで、オムニチャネルの一つの進化系といっていいだろう。
楽天 ネット広告 の 効果 を 実店舗 の行動でどう検証?
「楽天ポイントカード」は想像がつくかもしれないが、「Rakuten Pasha」について簡単に説明すると、レシート画像を送付すると「楽天ポイント」を獲得できるサービスの事である。いわば経済圏の価値をフルに活かして、お客様にリアルの購買行動で足跡をつけてもらうことで、それが実店舗の判断の根拠になっていくわけである。