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ヤフー PayPayモール で レビュー が 視覚的に 判断し易く

 最近、ネット通販の利用拡大と呼応する形で、その分、一定数、ネット通販に抵抗を感じる層もいて、そこがネット通販における課題だ。 ヤフー 株式会社は PayPayモール で レビュー 表示の点から、最近、その仕様を変化させて、リアルと変わらぬ利便性を追求している。裾野を広げるべく、地味な部分から、プラットフォーマーは変化しているようだ。

 具体的には、商品レビュー機能に、商品の品質や履き心地などカテゴリごとに設定された商品評価項目である「項目別レビュー」や、性別、年代などのユーザー属性を表示する「レビューしたユーザー」、実際に購入したユーザーが撮影した画像を投稿できる「レビュー画像」を追加しているという。

「項目別レビュー」というのは、カテゴリごとに設定された商品評価の項目である。例えば「シューズ」カテゴリで言えば、「サイズ」「品質」「履き心地」「履きやすさ」であり、「コンシーラー」カテゴリで言えば、「カバー力」「メイク持ち」と言った具合。また、性別、年代などの属性情報を統計化しグラフでわかりやすく表示することで、興味関心を引きやすくしている。

さらに、レビュー画像に関しては、6枚まで投稿できるようにして、商品購入前に、他のユーザーが実際に利用した感想や画像などを確認できるようにすることで、より深く様々な視点からその商品を判断できるようにした。

その他、配送状況の確認などでも、下記の通りである。安心、安全をアピールし、信用を勝ち得る工夫をしている。

利便性を高めることで、ネットに抵抗ある世代も取り込む

総務省統計局『家計消費状況調査 ネットショッピングの状況について(二人以上の世帯)-2020年(令和2年)7月分結果-』によれば、ネットショッピングを利用する世帯の割合は前年比7.5%増(2020年7月実績)になるなど、コロナ禍において拡大しているからこそ、今が勝負の時だと言える。

だが一方で、総務省『平成27年版情報通信白書』内「インターネットショッピングの利用状況」によれば、60歳以上を対象とした調査では、“ネットショッピングを利用しない理由”に「実店舗で実物を見たり触ったりして購入したいから(36.2%)」という調査結果もあって、ネットで購入する際の課題もあるのも、事実である。だからこその、この施策のようである。

急激なデジタルシフトは何気ないネット通販の購入に伴う仕様にも変化をもたらしている。視覚的、多角的に変化を加えて、ネット通販に抵抗を感じる層を獲得するべく、ストアも、モールも、共に今は総力戦なのかもしれない。

加えて、ヤフーのこの取り組みはプライオリティの話で、いずれYahoo!ショッピングもPayPayモール並の利便性を心がけ、広く同じ環境で、どちらかが有利になりすぎることなく、全ての出店者がネット通販に等しく、興じる工夫をしてほしいと切に祈る。

今日はこの辺で。

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