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街やお店そのものがコンテンツになる時代へ「LINE DAY 2020」

LINE株式会社は「LINE DAY 2020」を開催し、リアルな日常とあらゆる角度で結びつく新たな取り組みを多数発表しました。LINEは国内8,400万人ものユーザーを抱えるプラットフォームとしての強みを活かし、企業と消費者をつなぐさまざまな機能を次々とリリースしています。ここでは、その代表的なサービスや事例を通じて、私たちの生活スタイルをどのように変えていくのかをご紹介します。

1. 「LINEミニアプリ」で顧客との関係を強化

まず注目したいのが、LINEが提供する「LINEミニアプリ」です。

同社 執行役員(広告ビジネス事業担当)の池端 由基氏によれば、地域の店や企業は、このLINEミニアプリを通してユーザーとの接点をより深められるといいます。

PAL CLOSETの事例

たとえば、「3COINS」などで知られる株式会社パルでは、「PAL CLOSET」の名で独自のLINEミニアプリを作成。実店舗をプロモーションや認知拡大の起点と捉え、来店者がポイントを貯められるようにしています。こうした会員向けサービスの拡充により、顧客との接点強化と公式アカウントを使ったプロモーションの最大化を実現しているのです。

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2. 公式アカウントの利便性向上:電話予約や相談が可能に

「LINEコール」の開始

企業とユーザーが「もっと手軽につながれる」仕組みとして、2020年7月にリリースされたのが「LINEコール」です。ユーザーは公式アカウントと無料通話ができるようになり、スタートから1か月足らずで5万ものアカウントが導入を決定しました。

電話での問い合わせが可能になることで、従来のWebフォームやメール問い合わせでは得られなかった“即時性”や“親密感”が期待できます。

「LINEで予約」の発表

さらに、2020年11月開始予定の「LINEで予約」も大きな注目を集めています。

  • • ウェブ予約
  • • トークでの予約

これらをLINE上で簡単に行えるようになり、ユーザーの予約体験がスムーズになる見込みです。

3. お店との出会いを創出する「LINEプレイス」

お店やサービスを見つけるきっかけを増やすために、LINEは「LINEプレイス」という新サービスを開始することを発表しました。

  • • お店そのものをメディア化し、情報を掲載
  • • 「LINEプレイス」で得た情報を、そのまま日常のトークで友達にシェア

さらに、公式アカウントとの連携によりクーポンなどを配布することで、利用の機会を生み出し、価値を高める狙いがあります。

4. リアルと変わらぬ販促体験を実現する「LINEセールスプロモーション」

実店舗でPOP(商品説明のスタンドなど)を見ながら購買意欲が高まるように、デジタル上でも似た体験を作り出すのが「LINEセールスプロモーション」です。店内でLINEを開くと、それに相当するチラシやクーポンが表示されるため、リアル店舗の販促をそのままスマホ上に再現できます。

さらに、顧客が店を出るタイミングなどで通知を送ることも可能なので、ユーザーに“買い忘れ”をさせずにリマインドする効果が期待できます。

5. 手軽に応募できるキャンペーンプラットフォーム「LINEで応募」

2020年9月を目途にスタートするとされたのが、誰でも気軽にキャンペーンに参加できる「LINEで応募」です。

  • • 購入体験とキャンペーンを組み合わせる
  • • 利用者がスマホからそのまま応募可能

といった設計で、好奇心を刺激しながら参加ハードルを下げるプラットフォームとして開発されています。

6. まとめ:リアルとデジタルをつなぐ新たなステージへ

「街やそこにあるお店そのものがコンテンツとなる時代へ」。

LINEが展開するこれらのサービスは、リアルで長年培われてきたブランドや店舗の価値を、デジタル上でも最大限に活かす取り組みです。公式アカウントやミニアプリを基点に、LINEの巨大ユーザー基盤と結びつけることで、企業や店舗の新たな成長機会を創出しようとしています。

トークアプリとして日常生活に浸透したLINEは、これからさらに企業向けの価値提供を拡大し、ユーザーと企業を同時に支えるプラットフォームへと進化していくでしょう。実店舗での体験が、そのままデジタルにも反映される未来はもう目の前に来ています。

 

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