韓国ファッション卸・小売取引プラットフォーム「シンサンマーケット」日本向けBtoBサービスリリース
ここ数年、韓国ファッションは若者のトレンドとして世界的に人気を集めている。実はこの韓国ファッションの元を辿ると東大門卸売市場に行き着く。東大門卸売市場はすべての韓国のアパレルが集まっている場所だと言っても過言ではないのだ。
1. なぜ韓国ファッションが人気なの?
最近、街やSNSで「韓国ファッション」を目にする機会が増えていませんか?
実は、韓国の若い世代を中心に、独特のトレンドやスタイルが生まれ、それが世界各地に広がっています。K-POPや韓国ドラマの影響も大きく、今や韓国のファッションブランドはグローバルに高い注目を集めています。
2. 韓国ファッションの集結地「東大門市場」とは?
韓国ファッションに興味を持ったとき、仕入れの元になる場所として有名なのが「東大門(トンデムン)卸売市場」です。
• どれくらい大きいの?
東大門卸売市場は、1万7千社以上もの事業者が集まる巨大マーケット。年間の取引額は15兆ウォン(約1.5兆円!)とも言われます。
• 問題点:なぜ「アクセスが難しい」?
これまで東大門市場で仕入れをするには、現地に出向いて直接取引するか、現地のバイヤー(代行業者)を通す必要がありました。また取引は現金オンリー、営業時間も夜間が中心という古い慣習が残っていたんです。
そのため、「韓国ファッションを扱ってみたいけど、実際どうやって仕入れたらいいの?」と悩む日本の小売業者は少なくありませんでした。
3. 登場!「シンサンマーケット」が解決してくれること
そんな東大門市場に目をつけて、取引のデジタル化を進めたのが、韓国のスタートアップ「DEALICIOUS(ディリシャス)」です。彼らが開発・運営するのが、「シンサンマーケット」というプラットフォーム。
• どんなサービスなの?
1. オンラインで仕入れが可能に
現地へ行かなくても、パソコンやスマホからいつでも東大門市場の服を検索・購入できます。
2. 便利な決済手段を用意
クレジットカードやコンビニ払いなど、現金以外でも買える仕組みを整備。
3. コミュニケーションもスムーズ
卸売(売り手)と小売(買い手)の間で、注文内容の調整や相談がオンラインで完結。
4. 配送まで一気通貫
注文から決済、配送手配にいたるまで、このプラットフォーム上で完結するため、手間が最小限に。
こうしたデジタル化によって、今まで夜中にわざわざ東大門に出向いていた人たちや、海外からバイヤーに頼まざるを得なかった人たちも「オンラインで気軽に仕入れ」ができるようになりました。
4. 「シンサンマーケット」のスゴさ
このプラットフォームは、韓国国内のファッション卸・小売事業者にとって、すでに日常的に使われるサービスとなっています。
• 1日平均2万4千件の取引
これだけ多くの取引があるということは、多彩な商品が常に動いている証拠。
• 東大門市場にとって欠かせない存在
東大門に並ぶ服の数は膨大なので、オンライン検索・注文ができる「シンサンマーケット」の役割は年々大きくなっています。
5. いよいよ日本向けにBtoBサービスがスタート
そんな「シンサンマーケット」が、いよいよ本格的に日本の事業者向けのサービスを始めました。つまり、「韓国ファッションを自分のお店で取り扱いたい!」と考える日本の小売店にとっては大きなチャンス。
• メリット1:手軽に最新の韓国ファッションを仕入れられる
渡韓(わたかん:韓国渡航)や深夜の市場歩きが不要。オンラインで検索してそのまま仕入れ可能です。
• メリット2:決済が安心&簡単
クレカやコンビニ決済にも対応しているので、海外取引のやり方に慣れていない人も安心。
• メリット3:業務効率アップ
注文・決済・配送の一元管理で、取引先とのやりとりがスムーズに行え、時短につながります。
6. まとめ
- • 韓国ファッションの人気は世界的に拡大中で、特に若年層のトレンドを押さえるには欠かせないキーワード。
- • 東大門卸売市場は韓国ファッションの中心地だが、従来はアクセスや取引形態の面でハードルが高かった。
- • シンサンマーケットはこの市場を一気にデジタル化し、オンラインでの仕入れや決済を可能にしている。
- • 日本向けBtoBサービスのローンチにより、今後は日本の小売店がより気軽に韓国ファッションを取り入れ、お店の品揃えを充実させることができる。
こんな人におすすめ
- • 韓国ファッションをはじめて仕入れてみたい小規模・個人のセレクトショップ
- • 手軽に新しいトレンド商品を探して販売したいオンラインショップオーナー
- • 韓国ファッションの最前線を追いかけたいバイヤー
以上が「シンサンマーケット」の簡単なストーリーです。
もし「自分の店舗でも韓国ファッションを扱いたい!」と考えているなら、このプラットフォームを利用すれば、より手軽にチャレンジできるでしょう。