アイスタイル、＠cosme TOKYOなどリアルのお店にサブスク型出店サービス
アイスタイルリテールは体験型出店サービス『co-store』をリリースした。co-storeとはサブスクリプション形式で「＠cosme TOKYO」および「＠cosme STORE」に出店できるサービスである。
アイスタイル系列のお店にサブスクで出店の新発想
関連店舗は化粧品に関心の高い生活者が多く来店する拠点。多彩な編集企画売り場やイベントなどを通して生活者と化粧品との出会いを創出してきた。そんな「＠cosme TOKYO」「＠cosme STORE」に出店することは、新たな顧客接点をもつことが期待できるとしている。また、もとより、市場調査や物件、店内デザイン選定を同店舗では行っている。そして、人材の手配から教育など実店舗出店にまつわるさまざまな手間やコストをかけている点を、サブスク出店すれば、負担しなくていいのである。
つまり、コスメのリアル出店にかかるハードルを一気に下げる試み。
リアルとネットを相互に行き来する新時代コスメ
また、コロナ禍以降、化粧品業界でもデジタルシフトが加速。それによりオンライン上での情報接点や情報量がますます増大し、ブランドがオンライン上でユーザーと出会うようになっている。あわせて、エンゲージメントを高めるための関連コストも増加しているのが現状だ。とはいえ、化粧品のEC化率は現状では約10％程度。
今後も伸長が予測されるものの、リアルでのユーザー接点がまだ圧倒的に多い状況にあることには変わりない。
加えて、「実際に試して購入したい」という化粧品特有のニーズの高さもある。比較的店舗へのアクセスが良い地域が多い日本の事情もふまえると、このような仕組みの必要性があると同社は説く。今後は集客力に優れた店舗や、そこで提供される体験の価値がより高まっていくのではないか。
【特長】
1.月額固定で@cosme TOKYOや@cosme STOREに出店※@cosme STORE対象店舗は今後拡大予定
2.複数の形式から出店形態を選択可能※順次追加予定
3.@cosme TOKYOでは専属スタッフが常駐し、店舗の運用設計など準備コストが不要
4.出店形式によっては、店頭接客も可能
5.@cosme SHOPPINGもしくはブランドのECサイトへの送客可能
6.ブランドスペースに立ち寄った顧客の属性・行動のデータの可視化やスタッフによるインサイトの発掘が可能
