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クオン CM にキャラを 起用 キャラクター なら感染しない  

 キャラクターのライセンスってテレビや商品化などで露出させていくが、こういう風なキャラクター農用もあるんだな、と思った。昨今、外出自粛の観点でテレビやCM撮影の現場などで撮影しづらい環境になっていることを受けてクオンが「キャラ・デ・CM」というサービスを開始したのだ。 キャラクター を 起用 した CM 制作のパッケージである。つまり、キャラクターなら感染しないから、彼らが人間に代わって、伝える役割を果たそうと。僕が注目したのは、それで彼らはキャラを運用できている事実である。

キャラクター なら 起用 しても CM 制作の現場で感染リスクも心配ない

1.クオン社はうさぎゅーんなどを抱えるライセンス窓口

クオン社は、ベタックマ、うさぎゅーん、ビジネスフィッシュなど、SNS発の人気キャラクターを多数抱えている。昨今、人気獲得の仕方でSNSが活用されていることで、450万人以上のファン(フォロワー)に支持されている。まさにネットの活用という部分で、彼らの強みを広告効果に結びつけて、伝えられなくなったメッセージを伝えようというのは意味がある。

CMも人間ではなくキャラに託す発想転換

CMも人間ではなくキャラに託す発想転換

2.技術革新は、漫画家の格差を是正していて、コンテンツを取り巻く時代は変わっている

話は逸れるが、以前、wwwaapという会社と話をした際に、彼らは漫画家エージェントというのをやっていて、ここの着眼点が秀逸。

SNSで人気のある漫画家と組んで、それ企業の広告に活用して、その企業のメッセージを伝えているということをこの会社の代表 中川元太さんに教えていただいた。SNSはキャラと親和性が高いのだ。

SNSで影響力を持つ作家の価値を、それにSNSのフォロワーにふさわしいレベル感で伝えて、その分、企業側にとっては費用対効果が取れる広告展開を促す。作家側には有名漫画誌に出なくても、チャンスが得られる新たな活路を見出した、というわけである。

話を戻そう。ライセンス窓口は、こういう例えば、コロナ禍で出演が難しい人間に変わって、CM露出を通してキャラクターを運用し、育てていける。また、利用する側もそのメリットを感じながら、SNSなどの派生効果を見つつ、継続的に利用するということもなくはない。

単純に、漫画だ、アニメだ、キャラクターグッズだ、という従来のキャラクターの育て方とは違う視点で、運用して、価値を模索するクオン社の着眼点は非常に興味深いと思った次第である。

今日はこの辺で。

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