1. HOME
  2. event
  3. 新機能(BtoB)
  4. 楽天、テイクアウト 開始、事前注文決済で、飲食店支援

楽天、テイクアウト 開始、事前注文決済で、飲食店支援

新型コロナウイルスの感染拡大により外出自粛が進む中、主に店舗での飲食を軸に生計を立てる事業者は深刻な打撃を受けています。そこで重要となるのが、来店が難しい状況でも「食べるもの」を提供できる新たな機会の創出です。こうした背景を踏まえ、楽天は2020年5月7日から「楽天リアルタイムテイクアウト」という新サービスを開始すると発表しました。

1. サービスの概要

  • 名称:「楽天リアルタイムテイクアウト」
  • 開始日:2020年5月7日

内容:レストランやカフェなどの飲食店に対して、事前注文・事前決済のテイクアウトサービスを提供する。

この仕組みにより、利用者はスマートフォンやPCから近隣の飲食店を検索し、テイクアウト商品を事前に注文・決済できます。受け取り時には店舗での待ち時間がほぼなく、スムーズに商品を受け取れるのが特長です。

2. 飲食店にとってのメリット

  • 簡単な導入
  • テイクアウトのシステムを自前で構築せずとも、楽天のプラットフォームを利用するだけでサービスを始められます。
  • 導入費用無料(期間限定)
  • 2020年10月31日(土)まで初期費用と月額利用料が無料(※クレジットカードの決済手数料等は除く)。資金面の負担を抑えつつサービスを導入可能です。
  • 早期の売上入金
  • 10月31日(土)までは売上金の入金が最短で翌週に実施されるため、資金繰りの助けになります。
  • 集客力(楽天ID会員の活用)
  • 楽天会員の大規模な顧客基盤を活用し、テイクアウトを利用してもらいやすくなる効果が期待できます。

3. ユーザーにとってのメリット

  • 待ち時間ゼロで受け取り
  • オンラインで注文と決済を完了できるため、店舗で並ぶ必要がありません。
  • ポイント付与キャンペーン
  • 「スマホで注文 待たずにテイクアウト 楽天ポイント10倍」キャンペーン(5月7日開始)を実施。対象店舗の商品をテイクアウトで購入した場合、通常の10倍の楽天ポイントが付与されます(ポイント費用は全額楽天負担)。

4. 今後の展開

  • • サービス開始時点(5月7日)では、東京都渋谷駅・五反田駅周辺の187店舗が先行導入。
  • • 全国の飲食店への申し込み受付は既に開始されており、今後、楽天が順次対応地域を拡大していく予定です。

5. 背景にある「ネット企業の役割」

今回のコロナ禍では、リアル店舗を主体とする事業者ほど大きな打撃を受けており、変化を求められています。しかし、飲食店がゼロからオンラインサービスを構築するのは容易ではありません。そこで、これまでに培ったノウハウを活かせるネット企業が手を差し伸べることが重要です。楽天の取り組みは、まさにこうした“商店街魂”の発揮といえるでしょう。

6. まとめ

コロナ禍で苦境に立たされている飲食店を支えるため、ネット企業によるサポートが求められています。楽天の「楽天リアルタイムテイクアウト」は、事前注文と決済を組み合わせて「待たずに受け取る」仕組みを提供し、飲食店の売上確保と利用者の利便性向上を同時に実現できるサービスです。

今こそ日本全国で助け合いの“商店街魂”を発揮し、皆が笑顔でこの状況を乗り越えていきたいものです。

 

Current NEWS

“情報”を追う | 新機能(BtoB)

今後のイベントはございません。