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台湾 越境EC に一役買う au Pay マーケットとRuten連携

親日であり考え方も近く、最初にトライするべき海外進出の拠点として挙げられるのが“台湾”。とはいえ中小企業においては “越境EC”は投資であり、極力リスクなく展開していきたい。その点、KDDIと au コマース&ライフが、「au PAY マーケット (au Wowma!)」での「越境サイト販売プログラム」の発表を行い、そうした意欲のある店舗を後押しする構えだ。

au Payマーケットの出店者への差別化 台湾 “越境EC” を身近にする

このプログラムに先駆けて、KDDIは昨年、台湾でECモールを運営する株式会社Ruten (ルーテン)と業務提携を締結しており、これにより出店店舗が特別な申し込みをすることなしに「au PAY マーケット (au Wowma!)」の商品情報を「Ruten」に掲載でき、台湾の顧客に商品の販売ができるようになったのだ。

ついてはRutenが「au PAY マーケット (au Wowma!)」の商品情報の翻訳から掲載までをワンストップで行い、台湾の顧客との対応などの工程も請け負う。商品情報の両社の連携有無についても、店舗・商品単位で設定することが可能になっており、ハードルは高くないので安心だ。下記の通りとなる。

au PayマーケットとRutenの連携で  台湾 越境EC が身近に
au PayマーケットとRutenの連携で 台湾 越境EC が身近に

また、「Ruten」に掲載された商品は、2020年度内を目途に台湾最大の商品数を取り扱うECモール「PChome (ピーシーホーム)」グループのサイトとも連携していくとしており、その仕掛け方次第で、最大化していく可能性も秘めている。

思うに、台湾というのはネット通販の成長率が高く、それはスマートフォンなどが普及し、かつ、決済などにおいても、クレジットカードなどがあって、コンビニエンスストアが普及しているので、日本に近い世界観をもっているのだ。

だからこそ、日本の事業者にとっては海外進出と考えると、ハードルが高くないので、その意味では新しいチャレンジをこういったサービスを活用してやっていくことに意味があるだろうと思う。

(参考記事)au Payマーケットが2020年は攻勢をかける