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ヤマト運輸 180サイズ 200サイズ を新設 サービスを見直し DX推進も軌道に乗せる

  ヤマト運輸は着々とDXを推進して、そもそもの事業の構造を変えようとしている。 理由は ヤマト運輸 が2021年10月4日から宅急便に 180サイズ 200サイズ を新設することでもわかる。その為、逆にこれまで宅急便の規格を超える荷物の発送に利用してきた「ヤマト便」を10月3日荷受け分をもって廃止するなどの変化を余儀なくされている。

 これを話す上では、「宅急便をスマホで送る」というサービスがあることに注目したい。要は、送り状の作成から運賃の支払いまで、宅急便の発送手続きをスマホの専用サイトで完結できるもので、お客さまは送り状の手書きが不要になり、店頭で2次元コードをかざすだけで荷物の発送ができるという仕組みである。

 その内容はアップデートし続けており、このサービスにオンライン決済や、住所を知らないLINEの友だち同士での匿名配送などの機能も拡充して、よりお客様の利便性に合わせて進化してきているのである。

 これはいうまでもなく、非接触であるとかスマホで完結させる事で、人にかかるリソースを減少させるとともにお客様の利便性を高めるものでもあって、ここに今回の 180サイズ 200サイズ を入れるわけである。

 これまでヤマト運輸は、宅急便の上限サイズを160サイズとし、それ以上の大きい荷物についてはヤマト便(3辺合計200cmまで、30kgまで)で取り扱いしてきたわけだが、今回、180サイズ・200サイズ(ともに30kgまで)を新たに設定、より多様な荷物を簡単に送る環境を構築しようということである。

 また、従来ヤマト便では対応していなかった、クロネコメンバーズの割引制度や送り状発行サービス、さらに配達時の時間帯指定や宅急便センターでの受け取りサービスをここにも提供することで、利用者の利便性をさらに向上させるというのだ。

 すると、今まで宅急便とヤマト便という具合に、バラバラで効率化できていなかった部分が一気に統合されて、デジタル化のもとでヤマトも利用者も利便性が上がるわけである。

 ちなみに、新サイズを入れた料金表は以下の通りである。

 

 また、同サービスではそれに合わせる形で、複数口宅急便および、レジャー向け商品(ゴルフ宅急便・スキー宅急便・空港宅急便・往復宅急便)が新たに利用できるようにして、配達の幅を広げた格好である。それは下記の通りとなる。

 

 語弊を恐れずいえば、配送というとアナログなイメージがあるが、地味ではあるけどDX化が進んでおり、またその為に今までの仕組みを徐々に転換している姿をそこに垣間見ることができる。

 この背景にあるのはやはりネット通販などの利用でそもそも配送する中身が多様化しているからであって、そこのニーズを取り込みながら、通常の宅配便も変化させて、デジタル企業とまではいかなくても、しっかり彼らなりにそのデジタル化で生産性を高めようという努力はみられるわけである。

 今日はこの辺で。

 

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